ザブトン海峡・航海記

4号小机城へ

2010年4月20日

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休日、昼まで寝てしまった4号こと春風亭昇太は、このままでは一日つぶれてしまう!!と、急遽「小机城」に行って来ました。

新横浜から二駅、横浜線「小机駅」から徒歩十数分。アクセスの良さと、遺構の良好さを考えたら「小机城」は都心では指折りの城郭です。

落語「道灌」でも登場する太田道灌が攻めて落城した城でもありますが。現在残る遺構は、北条氏時代のもの。豊臣秀吉の小田原攻めの時も籠城を想定して、緊張した状態に有ったと思います。(実際は、先に小田原城が落城して大軍勢の攻撃に晒される事はありませんでした)

「小机駅」を降りて日産スタジアムの反対側の小山が「小机城」そういえば、このスタジアムで、我が清水エスパルスの優勝やW杯エクアドルvsクロアチア戦みたいな渋い試合も観たなぁ~。

トコトコ歩いて「小机城」登り口を上がると左右に「腰曲輪」が広がり、いきなり「一の郭」南側の「空堀」にあたります。深~い。

そして一の郭の「虎口」(写メ1)に出ます。この門の右側(僕の帽子の上)には櫓があって、防御を強化してあります。

土塁に囲まれた一の郭の先には「馬出」そして「二の郭」ここにも櫓台があります。(写メ2)

「小机城」の見所は深い「空堀」とにかく深い!ここに入ったら、左右からの矢玉の餌食です!(写メ3)

この「小机城」通った事がある人は多いはず。実は第三京浜道路が、一の郭の隣。城の中央を貫いているんです。道路になった場所にも遺構があったのでしょうが、今は知るよしもありません。

道路の下を通って、反対側の富士浅間を観終えた頃に本格的に雨。

ここらで退き陣じゃ~。あぁ面白かった