ザブトン海峡・航海記

噺塚の法要

2013年9月2日

噺塚をご存知だろうか。
噺塚は、中国に出兵し、太平洋戦争に突入しようという昭和16年に、時局に合わない落語として、廓噺やお妾さんの噺等を「禁演落語」として、落語の台本と共に塚に埋めたものだ。
その間、明烏等の名作落語は演じられる事は無かったという。
戦後、昭和21年に掘りかえされ、落語家に口演の自由が戻ってきたのだ。
この不幸な歴史と戦争で亡くなった方達を想い、毎年この時期に落語芸術協会主催の法要が行われている。
この塚の前に立つと、落語家になりたいと思いながらも、その思いが果たせないままに戦争で亡くなった名人もいただろうと、ただただ今の平和な日本に産まれた幸せを噛み締めるばかりだ。(写メはおどけてるが、これは想った後〜)
昨日から10日まで末広亭でトリを務めます。仲入後は(19時過ぎ)割安になるんだそうで、そちらも合わせてど〜ぞ。
〓春風亭昇太〓