ザブトン海峡・航海記

噺塚法要

2024年9月23日

 更新していなかった過去の出来事を時間を遡ってチョロチョロ出しますね〜。

 毎年8月末には落語芸術協会の夏季研修会があります。協会の浴衣を着てみんなでホテルで新会員(前座さん)の紹介やら、真打昇進の告知やら、諸々諸注意やら、バイキングの料理を奪い合ったりやら、やら♬

 時間が来たら解散!なんですが、その前にもう一つ行事何あって、それが「噺塚」の法要です。

 戦時中に、花魁だの、お妾さんだの喋っていいのか!なんて事で禁煙落語を指定して演じられることが無かった時代があるんです。

落語家にもなりたかったろうに召集されたり、空襲で亡くなった方もいたでしょう。僕の師匠、春風亭柳昇も落語家になる前ですが戦争で手を怪我していて、いわゆる傷痍軍人です。

人が亡くなり、文化が蔑ろにされる戦争というものを考える良い機会となる日でもあります。

この噺塚については、来年あたり落語ファンならちょっと気になるであろう報告もありますので、お待ち下さいね。

写真はオイランズのメンバー、ドラマーの高橋徹さん、小すみさん、ワシです♬
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春風亭昇太