ザブトン海峡・航海記

4号白山城と新府城へ

2009年10月20日

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4号こと春風亭昇太は、甲府の独演会の前に韮崎市の「白山城」と「新府城」に行って来ました。

「白山城」は遺構が良く残っている、見事な城でした。桝形虎口や土橋が素晴らしかったですよ~。写真だと分かりにくいケド土橋です(写メ1)

感動しながら「新府城」へ。甲斐武田家、最後の根拠地「新府城」は堀に突き出た「出構え」(写メ2)という、鉄砲等で、堀に近付く敵を攻撃出来る、独特な遺構で有名ですが、その「出構え」が有る堀が発掘調査中でした。(写メ3)

「東出構え」の上からボンヤリ発掘を観ていると韮崎市教育委員会の方とお会いして「良かったらどうぞ」と発掘中の堀を見せて下さった

今まで、堀の事がよく解ってなかった為の調査だそうだが。説明を聞かせて頂いて、戦闘を想定してみたら凄く面白かった!

城には、そんなに幅はないのですが「箱堀」(写メ4)が掘って有って、水がはってあり。その前には湿地が広がっていた事が解ったそうです

つまり。敵側は城に近づくと、湿地帯に足を踏み入れます。動き辛い程度で「行けるな」と、バシャバシャ進む。そこで「出構え」からの銃撃に「早く城に取り付こう」と思って、急いで城に近づくと。突然足を取られて「箱堀」に水没!という訳だ。平らな水面下に巧妙な「落とし穴」が新府城の堀に口を開けて待ち構えている!と言うわけだ。

甲冑なんか身に付けていたら、絶対浮かんで来られません恐ろし~。

「ちょうど、お茶の時間なんで、どうぞ」とお茶までご馳走になりました。

発掘作業のおじちゃんや、お姉さま方には「昨日、笑点視たよ!」とか「こういうお城が好きだ。ってテレビで言ってたから、いつか新府城に来てくれると思ってた~」なんて嬉しい言葉も頂きました。

「新府城」発掘作業の皆さん、有り難うございました。

「甲府独演会」もノリノリのお客様のパワーを貰って、ガンガン演れました。また行きます、ありがとう~

次の日も甲州城めぐり。報告は、また。