ザブトン海峡・航海記

春風亭昇太・本立寺付城へ

2013年3月5日

城攻めの朝は早い。待ち合わせ場所の本立寺に行くと、調査の人数が増えている。
名前を出していいのか確認していないので、ここでは名前は伏せるが、あっ!この方あの歴史雑誌で見た。この人の論文読んだ。あのホームページ書いてる人だ♪…みたいな人ばかり。!
何だか、スターに会っているみたいで、嬉しいぞ♪
本立寺の脇から山道を進む。途中、堀切や竪堀を確認。本立寺付城に入った証拠。
さらに進むと、土塁が見えてきた。(写メ1)
この土塁が長い!尾根筋に延々と続いているではないか!
そして、その伸びている土塁の先は断崖で止まっていた…
ここに配属されていたのは蜂須賀家政隊・2500の軍勢だ。大きな駐屯地となるような場所が無い事から、蜂須賀隊の足軽達は、この長く続く土塁に貼り付くように、煮炊をし、博打で僅かな銭を賭けながら、寝起きをしていた事だろう。
そんな想像をしているだけで楽しい。城歩きの醍醐味の1つだ♪
妄想にふけっていると
「じゃあ昇太さんは、そろそろ…」
落語会は14時開演。残念だがタイムアップだ。
「師匠〜。残念ですね〜♪」
笑いながら、さらに奥を見に行く皆さんと別れて、土塁を見ながら、下山。
奥の方が何だか楽しそうだなぁ〜。
韮山での充実の2日間だった…
〓春風亭昇太〓