小島陣屋移築工事中♬
2024年5月9日
江戸時代、お大名と言ってもいろいろな石高の大名が存在しました。
細川のお殿様の熊本藩は約は訳52万石。金沢の前田家は約100万石!それぞれ立派なお城を待ってますよね。
でもそんなに大きい石高ばかりの藩ばかりじゃありません。大名と呼ばれる最小石高は1万石。
そんなお殿様が僕の故郷の清水にもいました。元禄時代に加増されて1万石の大名になって立藩して小島藩になりましたが、1万石ではお城を築いてはいけないんですね。
「陣屋」を建ててそこを住居と政務の場所にしていたんですが、小島藩はギリギリお城風の陣屋を築いていて、小さいながらも石垣造りの枡形も有ります。
そして凄いのが小島藩のお殿様が使っていた御殿が明治になり小学校として使われ、その後は小島町公会堂として現在でも残っていたって事なんですよ。
陣屋の現存建築物があるなんて奇跡に近いことで、日本でも数例だと思います。もちろん国指定史跡です。
で、別の場所にあったその書院を今、復元移築中なんです。 完成してしまうと見られなくなってしまう壁や柱を見せていただけるという事で見学してきましたよう〜♬
来年春には完成予定です♬ 春風亭昇太