ザブトン海峡・航海記

4号、興国寺城へ

2009年3月24日

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今日は沼津市で、楽太郎師匠との二人会。

昼の部の高座に上がる直前に、WBCて日本が、53で勝利したという、結果が飛び込んできた。

勿体つけて、日本優勝を客席に伝えると、凄い拍手!中には涙ぐむオバチャンも日本人は、こんなに野球好きだっけ?

さて、夜の部はトリになったので、待ちの時間が長くなった~。そこで!

沼津市にある「興国寺城」に行く事にした!!

興国寺城は、北条早雲が今川氏から拝領し、ここを足掛かりに、関東一円に領土を広げた、大北条王国発祥の城。城郭ファンには有名な城だ。

沼津市民文化センターから車を出してもらい30分程で到着。

そしてどーん!目に飛び込んで来たのは、物凄い高さの土塁!こんな高さの土塁見たことないです~何メートル有るんだろう、小山のようだ。(写メ1)

いや、高いって話しは聞いていたけど、これ程とは!

土塁に上がると、その向こうは巨大空堀。堀の中に入ったら怖いくらいです(写メ2)そのダイナミックな事!スゴイぞ興国寺城!

北条早雲以来(その前から有ったかも知れないケド)今川、北条、武田、徳川の激戦地のど真ん中で最後の城主が、家康の家来の天野康景。この人が凄い。

一万石の石高を貰いながら、農民を斬り殺した家来を、家康から差し出すように言われたら「やだ!」って、遁走し、興国寺城は廃城

一万石っていったら大名ですこの人、家臣想いの名君なのか、バカなのか?歴史には色んな人が登場しすぎて、面白いなぁ

興国寺城は只今、発掘調査中。あと五年ぐらい後に行くと見やすいかも!