ザブトン海峡・航海記

白山平泉寺旧境内5

2012年10月9日



さて、当時の白山平泉寺は、ただ静かに修行をする寺ではない。
平泉寺は利害の対立する組織には敢然として立ち向かう、具体的なパワースポットだった。
木曽義仲の軍に協力して参戦したり、地頭・淡河時治と闘い、これを自害させ、一向一揆勢と抗争を繰り返している。
対抗勢力があるのであれば、当然攻められる事も想定しているのだろう…
南谷三千六百坊の南側、女神川に面して、あきらかに人工的に削平した、中世城郭でいう「帯曲輪」があり。(解りにくいけど写メ1)
平泉寺のある尾根の、西側からの侵入を阻止するように堀があるのだ(写メ2)
実際に、現在は「白山平泉寺旧境内」という名前だが、以前は「白山平泉寺城」という名称で国指定史跡されていた、寺であり、城なのである。
他にも、土塁もあったし…多分もっと詳しく見ていけば、城としての遺構も、数多く見ることが出来ただろう〜。
そして、ここ白山平泉寺は、最終的に一向一揆に攻められて焼き討ちにされ、一大勢力としての歴史の幕は閉じる事になる…
今回見てきた坊跡等も、以来400年後の現代に発掘されるまで、地中に眠っていたというわけだ。
…そんな歴史を学べ、発掘された器等の展示もされている「まほろば」という施設も完成して、オープン前に見せて頂いた。「まほろば、最初のお客様です…」なんて言われて恐縮したが、そちらも是非♪
あー。面白かった!
なんだ結局、芝居が終わった後、通常営業じゃ無くて、趣味かよ?って方。
違います。夜は勝山市市民会館で、白山平泉寺旧境内の遺構について対談し、その後、落語もやってますよ〜(写メ3)