ザブトン海峡・航海記

前川本城レポート 2

2017年10月31日

 では、まずは大手筋と考えられる、東側のルートから。

 写メ1は縄張りの見事さに驚くボクですが、このブログを見てくれているのは、基本落語ファンの皆様でしょうから、写真だと「だだの森じゃん」って言われそうなんで、図をラフに書いてみました。

 本当は縄張り図を出したいところなんですが、読み取れないかも…なんで、城の東側の一部分を簡単な図で書きました。

 お城ファンの皆様。ザックリし過ぎていてスミマセン。

 図は東側から主郭(本丸)に向かいます。下が東で、黒い筋は「土塁」です。細い線は地形の「へり」ですね。平面のように書かれていますが実際には、図の下から上に向かって上り斜面になっていて、上の方が高くなっています。

 赤線が想定される攻城兵がたどるルート

 まずは切岸(人工的に作り出した急斜面)に沿って右に迂回されられ、この時上から攻撃され放題。

 なんとか抜けると正面に土塁の壁があるので左に折れて、右に進み、枡形の中に入ります。

 ここは絶体絶命のでディンジャラスゾーン。土塁の上から攻撃され、Aの部分は櫓があったと思われるので、ここからも矢玉の雨あられ。上から、前から、横から、後ろからの攻撃を受けて、どうすりゃいいんだ足軽さん !

頑張って進んでもBの曲輪から城兵が出てきますよ。そしてBに進んだとしても行き止まり。ムダ骨だぁ。

 クランクさせられながら、最後の赤線を進んでも、実はココ堀底道。巧みに誘導されていて、両サイドの土塁の上から徹底的に攻撃されます。

 この堀底に逆茂木でも置かれたら、前進は困難を極めますね。

 西にあるルートも、たくらみに満ちた危険な道ですよー。

  春風亭昇太