療養日記の5日目6日目
5日目 朝9時起床 だいぶ身体も楽になった。体温は36・4
気持ちもだんだん落ち着いてきた。
この病気は仕事を休まなければいけない事や、周りの人の事を考えて気持ちが落ち込む嫌な病だ。
映画飽きたので「みちのくプロレス ノスタルジック2008〜2012」 二つ目から真打なった頃、よく観に行っていたのが「ユニバーサルプロレス」その流れで「みちのくプロレス」をよく見ていた。 みちのくプロレスは山形まで遠征して観た思い出もある。懐かしいなぁ〜
あの頃って仕事も順調に増え出し、かと言って無茶苦茶忙しいわけでもなく好きな事が沢山出来た、振り返ると今までで1番楽しかったかなあ〜。
夜になりまた元気が出たので映画を観る
ウッディアレン監督 「カメレオンマン」 ウッディアレン作品の中で1番好きな映画だ。 主人公のゼリグは周りの人に好かれたい。同調したい。と思うあまり周りの人と同じような人物に変身してしまう。そのゼリグと、献身的に支える精神科医のフレッチャー博士との愛のドキュメンタリー風映画。
劇場で見た時は日本語吹替何ついていたが、それがすごく良かった。 今持っているDVDは字幕だけど、また吹替版出ないかなあ〜。
6日目 10:30起床 体温36・5 相変わらず体温は平熱。昨晩少し咳が出たが起きてからは異常なし。
松本貴子監督「掘る女」 公開前だがDVDを送ってもらったので鑑賞〜♬
縄文時代の発掘調査をする学芸員さんや、学生さん。発掘アルバイトの女性たちのドキュメンタリー映画。
炎天下で地面を、汗だく泥まみれになって掘っていく女性達。多分興味のない人から見たら、なんて事ない遺物を掘ったり、ハケで履いたりしながら一喜一憂する人達。大変そうなんだけど幸せそうだ…
好きな事をするとはこういう事だ。
僕も高校生の頃、静岡の焼津にある城跡の発掘のお手伝いに行った事がある。僕は土を運んでいるだけだったが、斜面の土を削ると直径20センチ程の柱の跡が出てきて、それを覗くだけでも楽しかったなぁ〜。
ちなみに松本貴子監督は僕が大学生の頃からの知り合いで、僕が落語研究部。彼女は映画研究部でよく飲んだりしていた仲だ。 以前僕も製作に協力して、28年度文化庁映画賞等いろいろな賞を受賞した「氷の花火」の監督でもある。
早めに寝る。
春風亭昇太