ザブトン海峡・航海記

一門会

2012年1月8日

昨夜は、静岡での仕事があったため、寄席の出番が夜になった。
初席・第三部の楽屋に入ると、柳太郎さん、柳好さん、小柳枝師匠と一緒になったのでパチリ。(写メ・柳太郎さんが撮ったので彼は写ってないケドね)
トリの小柳枝師匠が終わるのを待って、飲みに連れていってもらって、急遽一門会になった。
小柳枝師匠は、ホント若くて上品で、素敵な兄弟子だ。
いい一門に入れてもらって良かったなぁ〜

七草粥〜

2012年1月7日

きょうは、ふるさと静岡市清水区にあるお寺「新定院」さんの大般若祈祷に来ています。
毎年おこなわれている七草粥の会のための落語会で、僕は数年ぶり。
皆さんが作ってくれた、七草粥に甘酒飲んで、高座も楽しく出来ました♪
家に帰ったら、スーパーで七草粥セット買って、お粥さん作ってみようかな〜

ムーンライダーズ !!

2012年1月2日

去年のお話ですが、年末の大晦日に、ムーンライダーズのラストのライブに行ってきました。
活動休止するムーンライダーズのライブはどうしても行きたかったのですが、最後の最後にようやく行くことが出来ました!
も〜、カッコ良かった〜。
こんな格好イイ先輩達を見ていると、歳を取るのが恐くなくなるね〜。
ぼくも、あんなにカッコイイ歳の取り方が出来るだろうか?
いやぁ〜。お手本ですよ♪
(写メは、入場者に配られた、ムーンライダーズTシャツ。これも格好良い!!)

明けましておめでとうございます

2012年1月1日

皆さん、明けましておめでとうございます。
新しい年になっちゃいましたね〜。
僕たち落語家は、お正月は仕事初めの日なので、慌ただしく始まりました〜。
今は、新宿の末廣亭です。普段なかなか着る機会のない黒紋付着て太鼓叩くふりをしてるところです。
今年もよろしくお願いしますね。
春風亭昇太

吉田さんのソファー

2011年12月28日

今年最後の独演会は「吉田さんのソファー」でした。
吉田さんのソファーは、ピタゴラスイッチのテーマ曲でもお馴染みの「栗コーダーカルテット」とのコラボレーションで、しっとり仕上がりました。
そして今回は特別に、お客様に感謝を込めて、全員に「吉田さんのソファータオル」(写メ)を特注してプレゼント。
今年はSWAの活動休止で忙しいく、独演会もままならない年でしたが、皆さん一年間ありがとうございました。

ブログ発進

2011年12月27日

長いこと「ホームページは無いんですか」と言われ続けてきましたが、ようやく出来ました。
あわせてブログも新設しましてボチボチ始めます〜
以前、SWAブログに書いた、訪城記だけ引っ越ししまして、これからいろんな事を書いていこうと思っています。
SWAブログでひどい目にあったので、残念ながら、皆さんのコメントをいただく事が出来ないのですが、スタッフもいないし、管理しきれないので、お許しくださいませ。
じゃあ、ボチボチ始めま〜す。

4号高弥百坊へ

2011年10月9日

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4号こと春風亭昇太は、鎌刃城イベントの翌日、浅井攻めの織田軍前線基地の「横山城」に行くつもりだったのですが、学芸員の方が「高弥百坊」に登るという話を聞き、急遽ご一緒させていただく事にした。

「高弥百坊」は山岳寺院である高弥寺を、京極・浅井と城塞化した寺院で、以前隣にある「上平寺城」に行った時、すぐ隣の山にテラス状の段々を見つけて聞いたところ、本で読んだ事のあった高弥寺跡と聞き、いつか行ってみたいと思っていた場所だ。

山道を行き、山門跡に到着したら「凄い〜〜!」

山門前に深い空堀に、門を入ったところは、大きな桝形。完全に城だ!(写メ1 ちょっとこの写メは判りづらいなぁ〜)

 ところが、そこを抜けると直線通路の両サイドに、お寺が配置されたスペースが雛壇状に広がり、一番後ろに深い堀切がある。

途中には竪掘りもあるが、大雑把に書くと。寺院の前後に城郭としての防御遺構が配置されているというわけだ。

近江には、寺院を城郭化した例が、沢山あるという。

 そこから考えると、元は寺院があり。城を作ってからも寺院を城の内部に作っていた「安土城」の。なるべく攻め安くさせないために、直進させないという、お城のセオリーを無視した、門を入ってからの直線通路も、寺院を城郭化。あるいは寺院的要素を残そうとした城だと考えれば、あの直線通路も、そんなに突飛な発想でもなのかな?なんて思えた。

城と寺院の関係は、面白そうだ。

写メ2は遺構の中に咲いていた猛毒の「トリカブト」の花。笑点の楽屋に持って行こうかな〜♪

4号足軽デビュー

2011年10月3日

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足軽の装束完成〜♪

そして、そのデビューが、中世城郭ファン憧れの滋賀県米原市の「鎌刃城」

第二回「春風亭昇太のおも城噺」のイベントで、こんな格好になりました(写メ1)

鎌刃城は石垣を多用した山城です。門の跡も、こんなに立派な石で出来ていますよ(写メ2)

前回トライした時は雨で断念。今回はイベントだったので、細かく見る事が出来ず、また行かなくちゃ。


4号足軽計画 最終章

2011年10月1日

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さぁ、大変だ。足軽計画最終章〜。

秋葉原に行って買ってきた足軽の陣笠に、脇差。(写メ1)

この黒い脇差の鞘を、赤と焦げ茶に塗って、迫力を出してみた♪(写メ2)

友達に頼んでいた陣羽織が届いたので(写メ3)これに赤の横一文字に線を入れます。下に装着している黒に赤真一文字と赤線を合わせて、カッコ良くなるはずだ!?

甲冑下着は、名古屋の大須で1980円で安い作務衣を買い、作務衣の上着の袖を裏から縫って細くして、甲冑下着の代わり。

下はお祭りに使うような股引きを購入した♪

かくして、足軽計画は無事終了。

明日、米原市の鎌刃城イベントデビューに、なんとかセーフ!

4号足軽具足姿は、明日お見せしますぜ!


4号足軽計画 7

2011年9月30日

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足軽計画は急ピッチ!

山梨の、ざぶとん亭の馬場さんからいただいた(馬場さんは、武田家の築城名人、馬場美濃守の流れをくむ子孫だ〜)手甲、脚絆に厚めの塩化ビニールを細く切って、糸で付けてみた。

おー!なんかイイ感じだぞ♪

4号塚越館へ

2011年9月24日

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4号こと春風亭昇太は昨日、林家たい平くんとの二人会で埼玉県坂戸市に行ってきた。最近この組み合わせが多いなぁ〜。

 会が終わって、そのまま帰宅も味気ない。この辺りは中世の館が多い地域で、会場から近い「塚越館」に行ってきた。

館跡に近い住吉中学校を目指し、その西側にある塚越館の土塁を発見!(写メ)

 竹やぶで判りにくいと思いますが、高さ2mほどの土塁が200m位の長さで延びていて、なかなか立派です。土塁の手前は堀の跡ですね〜。これも判りにくいか

 館の歴史人については、資料が無くて不明な事だらけ、しかし、かなりの規模の館なので、ある程度の勢力のあった人が築いた館なのだろう。

 坂戸市は池袋からも小一時間。ベッドタウンとしても市街地化が進んでいて、こうした史跡指定のない多くの城館が開発の波に消えているという。

 地権者の方の御理解で、なるべく多くの史跡が残る事を願うばかりだ。

「城あるきのススメ」増刷

2011年9月16日

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凄い。4号こと春風亭昇太著の「城あるきのススメ」(小学館)の増刷が決定!

番組なんかに出ると、バカにされてた(そういうキャラだからね)「城あるきのススメ」ですが実は、城マニアからも、そうでない方達からも、案外と評判が良くて、この度〜♪増刷という事になりました。

 

買っていただきました皆さんありがとうございます♪皆さんのおかげです。

そして、今さらの報告ですが、活字中毒の皆さんから絶大な支持かある「本の雑誌」6月号の、新刊めったくたガイドで「内田剛」さんに、今月の掘り出し物とホメていただいておりましたよ。

いゃあ〜。増刷って、嬉しいなあ〜♪

書いた実感湧くな〜、増刷って♪

4号足軽化計画 6

2011年9月12日

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4号こと春風亭昇太の足軽化計画の「胴」の部の制作は最終段階。

塗装した胴に、使い捨てブラシの柄で作ったコハゼを付けて、紐を通した肩当てをジョイントするとこんな感じ。(写メ1)

ちなみに胴とコハゼを結んでいる赤い紐は紙袋に付いていた持ち手のヒモです。(写メ2)…エコ〜♪


4号足軽計画 5

2011年9月8日

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4号こと春風亭昇太は徐々に足軽化しています。

胴は紐で装着しようと思ってましたが、何だか味気ないので肩当てを作って、見栄えを良くしようと思い、肩当てを制作。

アクリル板を芯にして布で包む。(布は着物の余り布。赤黒が基本の色調なので、赤い長襦袢の布を利用しました)

ここに、黒い皮を貼って肩当てを二枚造ります!(写メ1)

さらに、これに穴を開けて紐を通して、先日使い捨てブラシの柄で作った「こはぜ」を引っかける輪を作って、完成!(写メ2)

 黒に赤が渋いかなと思って作ってるんだけど、何だかだんだん可愛くなってきてるぞ?

4号 日向国城めぐり

2011年9月6日

110906.jpg4号こと春風亭昇太は延岡落語・一八会主催の、独演会で延岡市に行ってきました。

お誘いの殺し文句「お城を案内しますから…」ということで、宮崎空港に迎えに来ていただいて、そのまま「高鍋城」「高城」「延岡城」と日向の国の城めぐり♪。

「高鍋城」下が近世のお城、そのまま後ろの山に登れば中世城郭!面白かった。
「高城」は何万という大軍をしても落ちなかった堅固な城

んで写メは「延岡城」の
一つ石垣を外すと、石垣が崩れて、いっぺんに千人殺せるという言い伝えがある「千人殺し」の石垣!

しかし、石垣を抜いた奴が一番最初に死にますね。

独演会は、ノリのいいお客様で気持ち良く出来ました♪
延岡の皆さん、ありがとうございました!!

4号足軽計画 4

2011年9月2日

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11090202.jpgのサムネール画像

 

 

 

 



4号こと春風亭昇太は、足軽への道を少しずつ歩んでおります。

今回は、胴と肩当を繋ぐジョイント部の器具(名称が、わからない)を作成した。(写メ1)

ジョイント部だけに丈夫な素材が必要だったが、中央に紐を通す穴を2つ開けないといけないので、材料探しに苦労した。

木を使ったら、割れてしまい。竹は加工が難しい…
高座前に髪を整えていたら、あっ。これだ!ってモノ見っけ♪(写メ2)

そう。ホテル等にある使い捨てのブラシの柄…
偉いぞ!!良く見つけたなオレ!

4号足軽計画 3

2011年8月29日

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春風亭昇太の足軽計画は順調!

さて、スプレーで表面を綺麗にした胴だが、ただ黒いだけだと面白味が無い。

足軽具足は、戦いの中でも所属している部隊が判るように、胴に家紋や文字、模様が描かれている事が多いからだ。

様々な領主が築いた城に行く事を考えると、特定の家中の家紋は付けづらい。クラゲの紋ではふざけ過ぎる。何か模様をと考えていたら「図説・戦国甲冑集」の中に黒い胴の中央に、赤く真一文字に塗られた胴を見つけた(写メ1)「家中不明」とのこと。

これだ!と思って胴にマスキングをして下地を塗ってから、赤のスプレーを吹き掛け(写メ2)乾いてからマスキングを取ると、胴の着色が完成!

 なかなかカッコイイぞ!(写メ3)♪

4号足軽計画 2

2011年8月25日

110825.jpg 4号こと春風亭昇太の足軽計画の足軽完成イメージになるのが「図説・戦国甲冑集」という本に出ている足軽具足の写真。(写メ)

足軽具足に陣笠。腰の刀の鞘は黒赤で、簡素ながら陣羽織も着用して、カッコイイ~♪

有名武将の立派な甲冑よりも、こんな足軽姿が大好きだ!

この姿を基本として、オリジナルなオレスタイルの足軽を目指しますよ~。

4号足軽計画 1

2011年8月24日

110824.jpg 4号こと春風亭昇太は「城あるきのススメ」を書いてから、お城イベントに呼ばれることが多くなった。

イベントの内容は、だいたいこんな感じだ。

1、参加者の皆さんと一緒にワイワイお城に行く。

2、主郭(本丸)で一緒にワイワイお弁当を食べる。

3、降りてから、城郭研究者や学芸員の方達と、ワイワイお城トーク♪

僕が知っている事は説明したり。知らない事を教えて頂いたりで、とても楽しいのだが、今までは普通の格好で登城していたのだが、佐和山城に登った時に「甲冑隊」の皆さんが一緒に登り、それを見て羨ましかったのと、ビジュアル的にもっと参加者の皆さんにサービスして喜んでいただきたい!という事で、イベントの時に足軽になる事を決意しました。

まずは足軽具足♪
ネットで、こんなの見つけて落としてもらいました。(写メ)

これは、胴体の前面だけを守れる簡素なもの(現代に作られたモノだよ)。後ろから刺されたら?…知~らない。って、いかにも足軽ってだ。

表面や裏側が傷んでたのでアクリル塗料のスプレーで補修しました。

これから、色々集めたり作ったりして、足軽に変身する過程を、ちょっとずつアップしますね♪

4号増山城へ

2011年7月11日

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4号こと春風亭昇太は「山城歩きのススメ・落語会と山城トークライブ」ということで、富山県砺波市に行ってきました。

まずは、この砺波市にある、富山県を代表する山城「増山城」に出かけた「曲輪の会」の皆さんのガイドでの見学だが、さすがに国指定史跡だけあって、見応え十分!各曲輪も広くて、その「切岸(きりぎし)(人工的に山の斜面を削って急峻にした城壁)は、真下から見上げると、垂直じゃないか!と思うほどの急角度で、お見事!(写メ)どうよ。このおじさんの横にそそり立つ切岸の角度と、高さ!

増山城の出城と考えられる「亀山城」も見学して大満足だぁ

夜は、落語会とトークライブ。ラジオパーソナリティー・たなべまさきさんの司会で、文化財学芸員の野原さんとトーク!

満席の「出町子供歌舞伎曳山会館」のお客様のノリも良く。予定時間をオーバーしての楽しい会でした。

いゃあ。それにしても増山城は、いつもお世話になっている、城郭研究者の中井均先生が著者「都道府県別・日本の名城ベスト10」の中で富山県ナンバー1 にしているだけあって、見事なお城でした

暑かったけどね~。

ちなみに、午前中は砺波市の「隠尾館」(かくりょうやかた)も見学。ここも渋かった