毎年おこなわれている七草粥の会のための落語会で、僕は数年ぶり。
皆さんが作ってくれた、七草粥に甘酒飲んで、高座も楽しく出来ました♪
家に帰ったら、スーパーで七草粥セット買って、お粥さん作ってみようかな〜
4号こと春風亭昇太は、鎌刃城イベントの翌日、浅井攻めの織田軍前線基地の「横山城」に行くつもりだったのですが、学芸員の方が「高弥百坊」に登るという話を聞き、急遽ご一緒させていただく事にした。
「高弥百坊」は山岳寺院である高弥寺を、京極・浅井と城塞化した寺院で、以前隣にある「上平寺城」に行った時、すぐ隣の山にテラス状の段々を見つけて聞いたところ、本で読んだ事のあった高弥寺跡と聞き、いつか行ってみたいと思っていた場所だ。
山道を行き、山門跡に到着したら「凄い〜〜!」
山門前に深い空堀に、門を入ったところは、大きな桝形。完全に城だ!(写メ1 ちょっとこの写メは判りづらいなぁ〜)
ところが、そこを抜けると直線通路の両サイドに、お寺が配置されたスペースが雛壇状に広がり、一番後ろに深い堀切がある。
途中には竪掘りもあるが、大雑把に書くと。寺院の前後に城郭としての防御遺構が配置されているというわけだ。
近江には、寺院を城郭化した例が、沢山あるという。
そこから考えると、元は寺院があり。城を作ってからも寺院を城の内部に作っていた「安土城」の。なるべく攻め安くさせないために、直進させないという、お城のセオリーを無視した、門を入ってからの直線通路も、寺院を城郭化。あるいは寺院的要素を残そうとした城だと考えれば、あの直線通路も、そんなに突飛な発想でもなのかな?なんて思えた。
城と寺院の関係は、面白そうだ。
写メ2は遺構の中に咲いていた猛毒の「トリカブト」の花。笑点の楽屋に持って行こうかな〜♪
4号こと春風亭昇太は昨日、林家たい平くんとの二人会で埼玉県坂戸市に行ってきた。最近この組み合わせが多いなぁ〜。
会が終わって、そのまま帰宅も味気ない。この辺りは中世の館が多い地域で、会場から近い「塚越館」に行ってきた。
館跡に近い住吉中学校を目指し、その西側にある塚越館の土塁を発見!(写メ)
竹やぶで判りにくいと思いますが、高さ2mほどの土塁が200m位の長さで延びていて、なかなか立派です。土塁の手前は堀の跡ですね〜。これも判りにくいか…
館の歴史人については、資料が無くて不明な事だらけ、しかし、かなりの規模の館なので、ある程度の勢力のあった人が築いた館なのだろう。
坂戸市は池袋からも小一時間。ベッドタウンとしても市街地化が進んでいて、こうした史跡指定のない多くの城館が開発の波に消えているという。
地権者の方の御理解で、なるべく多くの史跡が残る事を願うばかりだ。
4号こと春風亭昇太は延岡落語・一八会主催の、独演会で延岡市に行ってきました。
お誘いの殺し文句「お城を案内しますから…」ということで、宮崎空港に迎えに来ていただいて、そのまま「高鍋城」「高城」「延岡城」と日向の国の城めぐり♪。
「高鍋城」下が近世のお城、そのまま後ろの山に登れば中世城郭!面白かった。
「高城」は何万という大軍をしても落ちなかった堅固な城
んで写メは「延岡城」の
一つ石垣を外すと、石垣が崩れて、いっぺんに千人殺せるという言い伝えがある「千人殺し」の石垣!
しかし、石垣を抜いた奴が一番最初に死にますね。
独演会は、ノリのいいお客様で気持ち良く出来ました♪
延岡の皆さん、ありがとうございました!!
これだ!と思って胴にマスキングをして下地を塗ってから、赤のスプレーを吹き掛け(写メ2)乾いてからマスキングを取ると、胴の着色が完成!
なかなかカッコイイぞ!(写メ3)♪
4号こと春風亭昇太は「城あるきのススメ」を書いてから、お城イベントに呼ばれることが多くなった。
イベントの内容は、だいたいこんな感じだ。
1、参加者の皆さんと一緒にワイワイお城に行く。
2、主郭(本丸)で一緒にワイワイお弁当を食べる。
3、降りてから、城郭研究者や学芸員の方達と、ワイワイお城トーク♪
僕が知っている事は説明したり。知らない事を教えて頂いたりで、とても楽しいのだが、今までは普通の格好で登城していたのだが、佐和山城に登った時に「甲冑隊」の皆さんが一緒に登り、それを見て羨ましかったのと、ビジュアル的にもっと参加者の皆さんにサービスして喜んでいただきたい!という事で、イベントの時に足軽になる事を決意しました。
まずは足軽具足♪
ネットで、こんなの見つけて落としてもらいました。(写メ)
これは、胴体の前面だけを守れる簡素なもの(現代に作られたモノだよ)。後ろから刺されたら?…知~らない。って、いかにも足軽ってだ。
表面や裏側が傷んでたのでアクリル塗料のスプレーで補修しました。
これから、色々集めたり作ったりして、足軽に変身する過程を、ちょっとずつアップしますね♪
4号こと春風亭昇太は「山城歩きのススメ・落語会と山城トークライブ」ということで、富山県砺波市に行ってきました。
まずは、この砺波市にある、富山県を代表する山城「増山城」に出かけた「曲輪の会」の皆さんのガイドでの見学だが、さすがに国指定史跡だけあって、見応え十分!各曲輪も広くて、その「切岸(きりぎし)」(人工的に山の斜面を削って急峻にした城壁)は、真下から見上げると、垂直じゃないか!と思うほどの急角度で、お見事!(写メ)どうよ。このおじさんの横にそそり立つ切岸の角度と、高さ!
増山城の出城と考えられる「亀山城」も見学して大満足だぁ♪
夜は、落語会とトークライブ。ラジオパーソナリティー・たなべまさきさんの司会で、文化財学芸員の野原さんとトーク!
満席の「出町子供歌舞伎曳山会館」のお客様のノリも良く。予定時間をオーバーしての楽しい会でした。
いゃあ。それにしても増山城は、いつもお世話になっている、城郭研究者の中井均先生が著者「都道府県別・日本の名城ベスト10」の中で富山県ナンバー1 にしているだけあって、見事なお城でした♪
暑かったけどね~。
ちなみに、午前中は砺波市の「隠尾館」(かくりょうやかた)も見学。ここも渋かった♪