ザブトン海峡・航海記

2023年2月

椿の花♬

2023年2月28日

 寒かったり、暖かかったり、寒かったり、そうでもなかったりの日々ですが、確実に春は近づいているようで、わが家で鉢で育てている椿がありまして、樹高60センチ位の小さな椿なんですが、開花し始めています〜

 植木屋さんがにお庭を頼んだ時に用意してくれた木の中にこの椿があったんだけど、結局使わなくなってしまい「持って帰るのもなんだから鉢で育ててみますか?」ってことになり鉢に入れて水をやってきましたが、だいぶ大きくなって去年あたりから少しづつ花が咲くようになりました。

今年はだいぶ花芽も付いてきて期待してましたが、イイ感じになってきましたよ〜 {CAPTION}

春風亭昇太

会長と会長

2023年2月26日

 先日よみうり落語会で「会長への道」というタイトルで落語会がありまして、演ってきましたよ。
 落語協会の会長の柳亭市馬兄さんと、落語芸術協会の会長の僕。そしてそれぞれの弟子の小燕枝さんと昇也。漫才のナイツのラインナップ。
 告知の中に「意地のぶつかり合いが見ものです…」なぁ〜んて書いてありましたが、そんなモノぶっつけた事ないのでいつもように軽やかに演りました〜♬

意地をぶっつけ合ってないのがよく分かるショットでやんす。 {CAPTION}

春風亭昇太

坂田城〜♬

2023年2月21日

 先日、千葉県旭町の落語会に行った時、少し早めに出てお隣の横芝光町にある「坂田城」を観てきました。

 坂田城は千葉氏や北条氏に仕えていた井田氏のお城です。千葉を代表するような大規模な城で、前々から行こうと思っていたんですが、なかなか機会がなく、あっても雪だったりして3度目のトライで登城となりました。
 大総新道から見えた登口から急な階段を登りましたが台地状の崖は急峻で、ここに腰曲輪を設けて下からの侵入を防ぎます。

 台地の上は梅林になっていて「梅まつり」なんてノボリが立っていました。行った日はまだツボミが多かったんですが、元より梅を見に来た訳じゃないので、主郭の反対側から見ようと梅林を西側に向かって歩いたんですが、広い広い!  大きな曲輪が続いていて、城に入るクランクさせる虎口もカッコいい!

 さすが千葉を代表する中世城郭ですが、そうは言っても梅林がメインで、多分多くが私有地でしょうから、僕が見たいお城の部分は雑草とヤブでけっして見易いとは言えなかったです。
 しかしヤブの奥に見え隠れする微かに分かる遺構は、空堀も出っ張りを作って土橋に対して横矢をかけられる巧みな構造になっていていたりして、見事な縄張りでしたよ!
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春風亭昇太

簡易釈台制作 最終形態!

2023年2月15日

 とりあえず出来上がったんですが、素材の関係で安っぽい感じは否めません。

 そこで、もっと堂々とした釈台らしくなるように前面に油性マジックで、一発勝負で家紋ぽくマークを入れる事にしました!

 これ、失敗したら作り直しだぞ!…と自分に言い聞かせながらCD使って円を書き、その中に棒を引っ張って、こんなのをデザインしてみました。最近の2年間位で1番緊張した作業でしたぜ

 デザインの意味は、1号、2号、4号、6号のSWAメンバーが使う物なので(この1号、2号…がわからない人はWikipediaでもなんでもいいから自分で調べなさい!)
1+2+4+6=13 13が丸く収まってます〜(この意味が分からない人は、もう諦めなさい!)
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これが今回1番緊張した最終形態トライ!
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出来た〜〜♬

ドラマ撮影の予定だった日の撮影が無くなり、暇だったので作ったんだけど、物を作るのは楽しいなあ〜♬

ノウハウ出来たんで、また作りますよ〜
春風亭昇太

簡易釈台制作!その4

2023年2月14日

組立てた釈台にニスを塗ります。
寒いから部屋の中で作っているので、ニオイ等が気にならない水性ニスでとりあえず見える所だけ塗っていきます。
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天板です〜
で、こんな感じになりましたあ〜 ぐっと釈台ぽくなってきたね〜♬ {CAPTION}

春風亭昇太

簡易釈台制作!その3

2023年2月14日

天板を乗せるとこんな感じになりました。

神田伯山くんみたいにハリセンでバンバン叩いたらダメかもしれませんが、落語家のひざ隠し程度であれば十分な強度も確保出来たと思います。自分で作ったんだから壊れても自分ですぐに直せるしね♬
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さぁ。これに色を着けましょう!
春風亭昇太

簡易釈台制作!その2

2023年2月13日

組立ててみましたよ〜♬

 釈台を作るにあたって釈台制作をしている方のブログ等を参加にさせてもらって、大きさとかを決めたんですが、折りたたみ釈台の場合、多くの方が天板に折り畳める足を付けるというパターンだったんですが、この板は軽く。早い話しが柔らかいので強度が足りません。

 そこで上からの荷重を考えて、前面板と足をコの字型に折り畳めるようにして、その上に天板を乗せる方式にしました。
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で、これが、こんなふうに合体してしまえます〜{CAPTION}

いい感じ〜♬
春風亭昇太

簡易釈台制作!その1

2023年2月13日

現在3月のSWA公演に向けて準備が始まっています。

 そのSWAメンバーの柳家喬太郎さんは今ちょっと膝を痛めているので正座がしづらいようで、座布団の前に釈台を置いているのですが(釈台って笑点で司会の僕の前に置いてある台ね♫)その釈台をSWAでは持ってないので、手作りする事にしました!

 業者さんに頼んだらもっとしっかりした固い木を使うのでしょうが、簡易的に使うだけなのでホームセンターで1番軽い板を買ってきて、高さ30㎝×30㎝。65㎝×40㎝の板を数枚。その他補強やガイドに使う棒を切ってみました。
さぁ組み立てますよ〜
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春風亭昇太

お茶屋屋敷♫

2023年2月12日

 竹中氏陣屋に続いて行ったのが大垣市の「お茶屋屋敷」
 御茶屋と呼ばれる徳川家康の為に造られた宿泊施設で、全国各地にありました。現在遺構として残っているのは関東でしたら千葉県千葉市の「御茶屋御殿跡」がそれですね。

 宿泊施設と言っても方形の土塁と堀に囲まれ土塁の四隅には櫓があったということで方形館のお城そのもの。将軍様の旅館は凄いね〜!
 現在も土塁と堀がしっかり残っていますよ♬
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春風亭昇太

竹中氏陣屋♬

2023年2月10日

こないだ「関ヶ原」のイベントに行ってきました。  最近本当にお城のイベントが多くて、今回も関ヶ原合戦関係のお城を語るイベントで、お馴染みの中井均先生と対談をしてきました。

トークの前に関ヶ原合戦のポイントの一つである小早川秀秋が陣取った「松尾山城」に登る予定だったんですが雪で断念。

代わりに岐阜県垂井町の「竹中氏陣屋」に行ってきましたよ。 竹中氏陣屋は有名な「竹中半兵衛」の子供「竹中重門」が築いた陣屋です。
お殿様が皆んなお城を築いていい訳ではないんですね。城持ち大名と言われるある程度石高の高い大名に限られます。
竹中重門は六千石の旗本です(大名と呼ばれるのは一万石から)当然お城は造れないのですが、旗本の陣屋には珍しい立派な櫓門と堀があって、堂々としたお城の風格が漂っています。
立派でしたよ〜
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春風亭昇太

二葉さんの会

2023年2月9日

 先日、上方の女性落語家で今注目の桂二葉さんの会に行ってきました。
 「桂二葉チャレンジ」ってタイトルの弍回目が僕。  
 いゃあ〜。とにかく二葉さんのファンが素晴らしい。反応が素直でスレてない感じが堪らなかったです〜♬
 僕の独演会のお客さんも変に偏った落語の見方をしないで素晴らしいんですが、二葉さんのお客さんは、多分そんなに落語を聞いていない方が多く、ウブな感じが素敵でした。

 才能のある若手が多くて落語界は楽しみです…なんて事言うようになったらもうジジイだね。
 終わって少しだけ関係者と飲みました。
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どうだ!二葉さんのファンの皆さん。羨ましいでしょ♬
      春風亭昇太

静岡歴史博物館でお茶♬

2023年2月7日

 こんちわ。前回静岡大河ドラマ館の話をしたんですが、是非大河ドラマ館とセットで行っていただきたいのが、今年オープンしたばかりの「静岡歴史博物館」です。

 静岡歴史博物館があるのは駿府城の東御門のすぐ横。中には静岡の歴史を沢山紹介していますが、お気に入りは「今川氏」の歴史を展示してあるコーナー。

 昔の映画やドラマの影響で今川氏や越前朝倉氏を、軟弱な大名だと今だに思っている人がいるのですが、とんでもないことで厳しい戦乱をくぐり抜いて繁栄していた大名です。

 信長にやられた大名は皆んな軟弱にされちゃうんだよね〜
 そしてこの静岡歴史博物館を建築する前に調査したら、ここから戦国時代の道と石垣が出てきて、それをそのまま展示してあります。  あの人も歩いたかも…
 いろんな展示を見て疲れたらカフェで一杯♬  そこは駿府城の東御門と一体となっている「巽櫓」の目の前です。
 城好きにはタマラナイ〜場所ですよ

サンドイッチにチャイをいただきました♬
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春風亭昇太