ザブトン海峡・航海記

4号滝山城へ

2009年3月5日

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すみません。先ほど写真しかアップされていませんでした。こちらが本当。

遅くなりました。って、待っていた人がいたかどうかは別にして

四号こと春風亭昇太は、秋川キララホールの落語会の前に、八王子市の滝山城に行って参りました。

滝山城は東京を、いや日本を代表する規模や遺構を誇る、中世城郭の名城です。

大手口の看板からお城に向かって進むと、いきなり左右の土の壁に挟まれたり、クランクしていたりと、山城気分満載です。

小宮曲輪の堀に沿って進むと、三の丸前の巨大な空堀 ! 「きゃー。堀ですー。きゃー」お魚くんなら絶叫しているでしょう。

お城は、攻め手側の気持ちになって歩いてみると、面白い発見があります。

足軽気分で、二の丸に突入。右側と正面から十字砲火を浴びながら、本丸に向かおうとした時、道が二手に別れるのですが、軽く右が登り坂、左が下り坂。本丸(山城の場合、本丸はほとんどが、山の最高地にあります)を目指す、足軽昇太の精神状態としては、当然右の登り坂を選んで進んだら様子がおかしいあわてて城図を見ると、城の中心ではなく外側に向かっていたのです~?

恐るべし、滝山城。引き返して、下り坂を進んで、中の丸、本丸へ到着。

帰りは、お城のボランティアの方達に「笑点の人だ」なんて言われながら。見所の「角馬出」の説明を受けたりして面白かった。

今回は、大手口から本丸へ向かいましたが、登り口は沢山あります。お楽しみは残してあるので、次は何処から登ろうかなー。 

ちなみにココ滝山城は「天地人」で春日山城として登場します。ロケ地って事ね。

春は桜の名所。城はともかく、いい散歩になりますので、花見に滝山城へ行ってみてはいかが。

余談ですが、秋川キララホールの会場の受付に、お姫様みたいに奇麗な人がいて、滝山城ともども特した気持ちになりました。

写メは、三の丸前の堀と 四号が騙された?Tの字のに別れた二本道。解りづらいけど、右が軽く登り坂になっています。

4号のわがまま

2009年2月13日

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4号こと春風亭昇太は、柳家花禄さんと愛知県幸田町に2人会に行って来ました。

あまり落語会をやっていない会場らしいのですが、お客さまのノリが良く。こちらが乗せられて、楽しくできました。

皆様、ありがとうございました~。

さて、三河安城から車で幸田に向かったんですが、わがままを言って安城市の「本證寺」(ほんしょうじ)に寄ってもらいました。

本證寺はお寺なんですが、一向一揆の拠点として、徳川家康と対抗した堀や土塁を巡らせた、城郭伽藍のお寺、早い話がお寺という名のお城でした。

写メは鼓楼と内堀と、にやける俺です。

これは江戸時代の改修なんですが、戦国大名とも、まともに対抗する一大勢力、一向宗のパワーが偲ばれます。

写メ2

現存の本證寺さんは、現代の穏やかな寺院。門前の、有り難いお言葉が、落語会の前に、わがまま言った私の胸に、染み入ります~反省。

Re: 追伸

2009年2月12日

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前の写メは本丸そばの石垣と、本丸でニヤつくワシじゃ。

姫路城も良かったけど、自由に想像して楽しめる中世城郭は、い いいなぁ。

ちなみに、姫路城「と」の門は置塩城の大手門の移築したものだ そうです。廃城後の置塩城は姫路城築城の資材となって生きている んですよー。

つー事で、昇太の播磨国妄想旅行は、これにて一件落着じゃ。

おまけで、この写真が置塩城全景。誰だ。ただの山じゃんって 

言ってるやつは。滅ぼしてやるー。

四号播磨の国その2

2009年2月12日

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四号こと春風亭昇太は、姫路城を見た明くる日、次の目的の「置 塩城」(おじおじょう、おきしおじょう、といくつか呼び方がある ようです)に向かったんじゃ。置塩城は播磨守護、赤松氏の居城 

で、現在は国指定史跡になっております。

姫路の街から、車で20分程走った程度なのに、イメージ的には、静 かな山里といった風情のある、姫路市夢前町に「置塩城」があります。

たとえ国指定史跡でも、観光地って訳では無いので、タクシーの 運転手さんに「置塩城」言って下さい「あいよっ」ってわけにはい きません。運転手さん携帯で、誰かとゴニョゴニョ話した後「息子 

の嫁が、そこの出だから聞いて、わかりましたよ」と言って連れて 行ってくれた。

 

置塩城登山口と書かれた石碑を見ながら、幾重にも折れる細い山 道をヒーヒー言いながら、汗だくで登り。ようやく遺構が確認出来 る場所の「南曲輪群」に出る。かまぼこ形のスペースが何段か重 

なって下に広がっている。(全然イメージ出来ないでしょ、すみま せん)何だか嬉しくなって、さらに登ると、茶室跡、二の丸、三の 丸、台所跡、本丸と次々に遺構が続く。しかし、この山の上で、 

お茶をたしなんでいたなんて、当時の武家の雅な一面が感じられて素敵。

4号播磨の国へ

2009年2月10日

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4号こと春風亭昇太は、今年になって初の2日間の休み!それを使って播磨の国にやってきました!

目的は兵庫県姫路市にある国宝、姫路城じゃ。

姫路城は今年の秋から、大修理に入るので、どこかにシートの貼ってない姫路城を見るためには、今しかない。つー事で、姫路まで遠征に来たという訳じゃ。 

姫路城に来たのは二回目、前回は大学生のころだから、30年振りという事になる。

いやいや、普段こうした近世城郭はあまり行かないんだけど、これだけ天守閣、櫓、石垣、堀とトータルで残っていると、素晴らしいね~。

特に石垣は、東日本の城には見られない高さで、アッパレ!

大戦中の空襲で焼けなければ、名古屋城も世界遺産級だったのに、惜しい。

夜は、刺身や穴子を食べて殿様気分。でも、こんなもんで終わったと思うな!播磨の国の名城が、俺を呼んでいるんだよ!

4号柏市にて

2009年2月8日

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4号こと春風亭昇太は、本日、柏市のアミュズ柏で落語会。

実は、千葉県は中世城郭の宝庫。柏市、松戸市,我孫子市と都内からも近い街にも、城址が山盛り。

ホールの近くにも「増尾城址公園」があります。ワクワクしながら柏に行ったんだけど。マネージャーが訪城の事をすっかり忘れて迎えに来たので、見る時間が全くなく、とにかく行くだけ行ったけど、あんなに城跡で走った事はなかった! まさに城攻めの足軽だ!

小ぶりだが、中世城郭の雰囲気たっぷりの増尾城は、2郭を一周する土塁が素敵櫓台もしっかり残っていて、格好良かったけど、開演時間との戦いで、もっとゆっくり見たかったなぁ~

写メは、土塁前の案内板と、疲れている4号です。

4号島根県に

2008年11月10日

昨日、島根県に入った4号事春風亭昇太は、吉賀町で一席やった。会場が体育館という事もあり,不安だったが、いいお客様に助けられて、無事に終演。

今日は朝から益田市にある七尾城に行った。

石川県に上杉謙信に攻められた有名な城があるが、こちらの島根県の「石見 七尾城」は。この地の有力豪族、益田氏の本拠地です。小雨の中、なんとか本丸にはたどり着きましたが、足元が滑りやすく、急斜面が怖くて、他の細かい遺構には辿り着けませんでした。でも、かえって山城の迫力は感じられました。

帰りは、益田市歴史民俗資料館に寄り、「三宅御土居」(益田氏の屋敷跡)に寄って帰りましたとさ。

興味の無い人には、バカみたい~~って感じの午前中でした。

4号、都於郡城に!

2008年7月12日

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朝、530分に目が覚めたのは、余が爺さんになったからではない。興奮して起きてしまったのじゃ。

7時に朝食をすませて、タクシーで向かったのは日向国伊東氏の居城「都於郡城」(とのこおり城)だ。中心部が、本丸、二の丸、三の丸、西の城、奥の城の五郭からなる大きな城なのじゃぞ。

特に見たかったのは二の丸に現存する土塁でのぉ(写メ)4500前の城の土塁は、だいたいが風化して、小さくなってしまっているものが多い中、見よ。この2m以上の高さで長く延びている見事さをナニ、よく判らぬ!そのような者達は手打ちじゃ!うつけ者めが!

他にも、各部所が深い堀切で区切られて、独立性が高く、関東の城のような技巧性は感じられないが、ダイナミックで、あっぱれじゃ。

また、ここは。遣欧少年使節の伊東マンショ誕生の地でもある、ワシとマンショのツーショットも見るがよい!

かくして、ワシの二時間半に及ぶ、中世妄想旅行はおしまい。さて、ホテルに戻ってシャワー浴びたら、都城市に行って、もう一仕事じゃ。馬引け~ぃ。