ザブトン海峡・航海記

2023年6月

熱海五郎一座♬

2023年6月28日

 おかげさまで新橋演舞場の熱海五郎一座が千秋楽を迎えました。

 怒涛の1ヶ月でした。稽古入れたら約2ヶ月。途中には帯状疱疹になったりして大変だったんですが、なんとか乗り切りましたよ。

 お客様が凄く良くて盛り上げていただき、舞台に上がっても楽しい毎日でした。
役は、年寄りばかりのミュージカル劇団「シルバーがイツ」のメンバー五反田蓮さんです。  目黒蓮さんのパロディですね〜
坂本龍馬の役をお稽古している最中にメンバーと共に幕末時代にタイムスリップ!
こんな格好で舞台に上がってましたよ♬ {CAPTION}

来年のゲストは伊東四朗さんと松下由樹さん。来年も頑張ります〜
春風亭昇太

お花〜♬

2023年6月25日

 2年ほど前に秋田から送っていただいた「きりたんぽ鍋」の中に入っていたセリを根から5センチ程残して鉢に植えておいたら(なんでも植えるなぁ〜)そこから茎や葉を伸ばし、具や料理の彩りなどで使ってるんですが、今日見たら花が咲いていた!

なかなか可愛い白い花ですね〜
さぁ、これから新橋演舞場に行って熱海五郎一座の千秋楽です。
楽しんできます〜♬
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春風亭昇太

笑点の楽屋で♬

2023年6月18日

 昨日は笑点の収録。最近笑点の視聴率が良いらしい。
 僕はあまり自分の携わっている番組の視聴率を気にする方ではないのだが、収録現場や局に行くと、先週が何%でした!って張り出されているので、否が応でも目に入ってくるんですが、確かにとても良い数字が並んでいる。
 実際、最近テンポも良くて司会もやりやすいし、楽しい。まぁそんなところも視聴率日本反映されているんでしょうかね。
 収録が終わって着替え中の春風亭一之輔さんとパチリ!
 この後、新橋演舞場の熱海五郎一座の公演にダッシュだ!
 演舞場の熱海五郎一座も楽しいですよ。

 仕事が楽しいって最高だなぁ〜♬ {CAPTION}

春風亭昇太

またプラモデル!

2023年6月16日

 熱海五郎一座の公演中ですが、終わって家に帰るとついついやってしまうのがプラモデル作り。

 今回は「タミヤ」さんの日本海軍「二式水上戦闘機」です。 
 このプラモデルはその精度の高さから初心者からマニアまで人気の高いプラモデルで、作っていても楽しいです。
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組み立てたらどんな色に塗ろうかな〜。 時期や部隊によって塗装が違うんですよ〜♬
春風亭昇太

チャシ関係本

2023年6月6日

 最近の読書といえば「チャシ」本ばかり
しかし、いろいろな考えが浮かんできて面白い!
色々な使い方をしているので、チャシという言葉だけでは分類出来ないのかもしれないなぁ〜

「シャクシャインの戦い」平山裕人著

「アイヌのチャシとその世界」北海道チャシ学会.編

とっかえひっかえしながら読んでます。
楽しいです♪
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春風亭昇太

プラモデル 96式艦戦。

2023年6月3日

 前回の「赤とんぼ」で久しぶりにプラモデル作りの楽しさを思い出してしまった僕は、その後、少しずつ組み立ててましたよ。

 今回は銀塗装が楽しそうな「96式艦上戦闘機」でした。
 ジブリのアニメ「風立ちぬ」のモデルになった「堀越二郎」さんの設計で、あの有名な零戦の前に活躍した海軍の戦闘機です。

  プラモデルは組立てよりも僕は塗装か好きで、今回は組立てて。  下地に黒を塗ってから銀の塗装をして、さらに銀の濃淡をつけて塗ってみましたよ。
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完成〜!{CAPTION}

快晴だったんだ外で撮って、指先を消してみました〜
いい感じじゃないかな。
時間つぶれて、集中出来て、プラモデル自体は数千円。安上がりな趣味だなぁ〜♬

春風亭昇太

がぁ〜ん!

2023年6月3日

 昨日エラソーにチャシの伝承の本をどうまとめようか。なんて書いてたのに〜〜。

 アイヌの昔話や伝承についての本はいくつか出ているのですが、チャシの伝承についてまとめた本を偶然見つけて、こりゃいいや!と取寄せて読んでました。
 それは2005年に発刊された宇田川洋さんの「アイヌ伝承と砦(チャシ)」という本です。
 この本に印を付けながら、祭祀、軍事、それ以外の伝承をまとめながら読み、ようやく最後のチャシまでたどり着いたら。なんと最後の章で…   
  全てまとめてありました!

  ガーン!

 もう笑っちゃいましたよ〜♬。もちろん僕よりきめ細やかに。考証も含めて♬

 後ろから読めば良かった〜♬ えーん!
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春風亭昇太

チャシのお勉強♬

2023年6月2日

 今僕の中でマイブームなのが「チャシ」です。
 なんじゃそれ!って方もいると思いますがチャシとはアイヌの人達の祭祀、砦、見張りの場だった場所で、北海道各地にあります。

 以前、北海道浦臼町の「晩生内1号チャシ」を見てから、それまで持っていたチャシのイメージとは違っていたことから興味が出てきて、いろいろと勉強してます♬

 アイヌは文字を持たない民族だったのでチャシについての文献資料が少なくて、今はチャシにまつわる伝承をまとめた本を読んでます。

 沢山ある伝承の中から、祭祀や神様に関係した伝承と、戦いや軍事的な伝承、そしてそれ以外の伝承の3つに分かる作業をしていますよ。
 意外に面白いのは、義経伝説にまつわるチャシがある事です。まぁこれは後から入ってきた「和人」がチャシを見て義経と結びつけちゃって伝わったのだと思いますけど。
伝承まとめたら、騒乱を中心にアイヌ民族史、そしてチャシの本へと読み進めたいです♬
好きな勉強は楽しいですね〜♬ 写真は浦臼町の「鶴沼チャシ」の堀です {CAPTION}

春風亭昇太

吉良義周公のお墓

2023年6月1日

諏訪の落語会のお手伝いをお願いしたのは、春風亭遊雀さんと音曲の桂小すみさん。
 小すみさんが諏訪市に行くなら行きたい場所があると言うので、どこなのかと思ったら「吉良義周」公のお墓だという。

 それならばと3人でお墓のある諏訪市にある「法華寺」を訪ねた。お墓は寺の裏側にあました。

 僕も知らなかったのでちょっと調べたら、吉良義周さんは本当に可哀想な人なんですね。関東管領を務めた家柄である上杉家の上杉綱憲の次男。そしてあの赤穂事件でお馴染みの、「吉良義央」通称、吉良上野介の孫である。
 そんな縁から吉良上野介の養子となり吉良家を継ぐ立場にあったが、あの赤穂討入り事件が起きてしまう。

 赤穂事件の経過はご存じの通りだが、あまり知られていないのがこの吉良家のその後の境遇である。

 松の廊下の刃傷沙汰の後、上野介は隠居し義周は吉良家を継いでいたが、そこで赤穂討入り事件が勃発。  18才の義周は薙刀で応戦しますが、切られて重症。上野介は殺害されます。

 そして、討入った大石蔵之介以下、討入りメンバーは切腹。

 まぁ、これはしょうがないとして、打ち入られて上野介を殺害された吉良側は被害者のはずなのに、松の廊下の時の上野介が卑怯で、義周が応戦して切られ気絶した事が不届とされて吉良家は断絶。領地召上。義周は信濃諏訪高島藩にお預けとなり、諏訪の高島城内に移されます。

 これ、ちょっとおかしいですよね⁈ 松の廊下の刃傷沙汰の時には吉良家に何のお咎めもなかったのに、討入り事件の後に上野介の責任を問われ、応戦して切られて気絶したことを「不届」とされて幽閉される。
18歳の若者が1対2で戦って、顔と背中を刀で切られたら気絶するよ!
そして許されることなく21歳という若さで亡くなります。

 結局、赤穂討入り事件の関係者は全員亡くなって、後に作られた赤穂義士の物語だけが残って今に至ります。

 映画やドラマや講談師が語るものは、歴史ではありません。歴史をモチーフにした物語です。エンターテイメントはエンターテイメント。歴史は歴史ですね。

 義周公のお墓にあった吉良町からの説明板が歴史を一方向だけで見てはいけない事を物語っています。  これを建てた吉良町はエライ! {CAPTION}

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義周公のお墓
春風亭昇太