笑点上越収録〜♪
昨日は新潟県上越市で「笑点」の収録だった。
たいがい地方の収録は前日入りして当日をむかえるのだが、今回は珍しく当日入り。
これはこれで悪くはない…
先日入りすると、その晩に飲み過ぎちゃう〜なんて事もあるしね〜♪
先日書いたように、清水市民だった僕にとって上越市は特別な場所♪
一生懸命やりましたよ〜!
帰りは、上越市にいる東海大学落語研究部の同期の仲間と呑むつもりだったけど、急きょ東京にトンボ返りだ。
そして、溜まっていた原稿を書く!!
ああっ、自由になる時間がない〜!
写真も撮り忘れた〜!
〓春風亭昇太〓
久しぶり〜♪
家に帰ってトロンボーンの練習はしたものの、稽古不足は幕は待たない!
あんまり上手に吹けなくてガッカリ…最近時間が無さ過ぎるな。
高泉さん達と打ち上げをして、そろそろ帰ろうとしたら「まだ大丈夫ですか〜」と、たまたまお店に入って来たのが吉田鋼太郎さんだ!
鋼太郎さんとは2008年にパルコ劇場で公演した「ガマ王子vsザリガニ魔神」で共演した以来♪
このガマ王子vsザリガニ魔神は後に、パコと魔法の絵本というタイトルで映像化もされた、天才後藤ひろひと君が書いた名作で、初演で後藤君が演じた「堀米」役をボクがやらせてもらったが、ホントに出演させてもらって良かった!!と思わせてくれるイイ作品でした。DVDも出てますよ。
素敵な奥様と一緒だった吉田鋼太郎は相変わらずダンディー&セクシーな人で、こういう笑点にはいないタイプの同い年と並ぶと、ボクの薄っぺらさが際立つなぁ〜♪
さぁ。これから笑点の新潟収録だ!
〓春風亭昇太〓
水戸独演会♪
チャシついて考えた♪
昨日、落語会で札幌に行ってきた。
そしたら、城郭研究の加藤理文先生も北海道にいらしていたようで、先日北海道伊達市の館山チャシに行った時に、時間が無くてボクが行けなかった、ポンチャシとポロチャシの写真を送ってくれた。
館山チャシ、ポンチャシ、ポロチャシ。この三つのチャシはいずれも伊達市にあるのだが、縄張り図を見比べてると明らかに様子が違う。
館山チャシの見事な二重堀は、いかにも城らしい形なのに対し、ポンチャシにポロチャシはそんなに城ぽくないのである。
それは、加藤先生から送られた写真からも見て取れて。ポロチャシ(写メ1)などは巨石などあり、祭祀の場所や聖域っぽい風情だ。
別のチャシには、アイヌの人達の宝を埋めたという伝承のチャシもあるそうで、やはり聖域の印章が深い。
チャシに城らしいものと、城ぽくないタイプがあるのは、本来聖域であるチャシを、部族間抗争や、対倭人戦闘用に城として改修したチャシと、そうでないチャシがあるからだろう。
この聖域を城郭化するという行為は本州や沖縄の城でも頻繁にみられるもので、神社やお寺をお城にしたり、神域を取り込んで城にした例はとても多い。
その地域を象徴するような場所を城にする事で精神的な拠り所にもしていたはずだ。
現在のチャシは、古来よりあった聖域と、その聖域を城塞化したものがあり、さらにゼロから城として造られたものもを含めて、三つのパターンがあるのだと思う。
チャシはアイヌ語でいうと「柵」とか「囲ったもの」」といい意味だそうだが。これは柵囲いした重要な場所。という意味で、柵囲いイコール砦ではなく、かなり広い意味で「チャシ」という言葉が使われているような気がする。
チャシが「チ・アシ」からきたとすると「私達・建てた」になるらしく、これもその地域伝来の聖域の香りがする…
こんな事を札幌のホールの楽屋で、ボンヤリ考えていいると、幸せな時間になる…
コラ!落語の事を考えろ!!
〓春風亭昇太〓
上越交歓♪
大人の休日倶楽部の「高田城」の原稿を書き終えた。
書き出しは「上越交歓」の事だった。高田城のある上越市と、ボクの故郷の清水市の中学生には「上越交歓」という一大イベントがあった。(上越の人達は、清水交歓と言ってます♪)
昭和29年から始まった、高田市(現・上越市)と清水市の中学生の交歓会で、上越から送られた手紙が、教室の壁に貼り出され、それに返信をし、お互いのクラスの代表者による、学校訪問と2〜3日のホームステイ等かあった。
雪が降っているとこなんて見たことが無い清水の中学生は、豪雪地帯からやってくる同世代の中学生に興味津々で、ブラスバンド部のボクは、清水駅から市役所まで上越市の子達とパレードしたのが誇らしくて、いい思い出になっている。
始まった頃の昭和29年なんて、新幹線も無い頃だから急行列車を乗り継いでの、大旅行だったろう。
上越交歓は清水市が静岡市と合併した事で終わってしまったが、時折東京で上越市の方に合って「ボク、清水です…」と言うとあっという間に仲良くなれるし、二つ目の頃に上越市で公演があった時に「清水出身です」と挨拶しただけで「ワ〜ッ」という歓声と拍手が起こって、とても嬉しかった。
昭和の香りがする、良い交流だったと思う。
今でも上越市の人には親切にするように心がけているが、 落語家で上越市出身がいる
…三遊亭白鳥さんだ♪(上越市の居酒屋さんで白鳥さんと)
〓春風亭昇太〓
末広亭終りました♪
昨日、末広亭の夜トリが楽日を迎えました。
連日沢山のお客さんに御来場いただき、毎日全力でやりました〜。ありがとうございました。
しかし、そこは自分の独演会とは違って「寄席」真様な人がいる。
笑いもせず、ひたすらメモだけを書き続ける人。
長々と写真を隠し撮りする人。さすがにこれは注意した。
上・下の目線上に入り込んで来る人。この人には席に座ってくれるように頼んだがダメで、非常に演り辛く、キツイ高座になった。
改めて落語を演る時の環境の大切さと、自分のメンタルの弱さを実感した10日間でした。
ほっと一息の今日ですが、テレビ見てたら料理番組でナポリタンを作っていたのを見て無性に食べたくなり。木久扇師匠から頂いた「木久扇ナポリタン」を作って食す♪
さあ、これから締め切りが迫っている「大人の休日倶楽部」のお城連載の原稿を書きます〜!
今回は新潟県上越市の「高田城」 上手く書けるかな♪
〓春風亭昇太〓
末広亭♪
おいらんず〜♪
スゴいぞ生姜!
OGのゲストに♪
千秋楽
時代に乗り遅れた、グループサウンズバンドの芝居「ザ・フルーツ」がついに千秋楽をむかえた。
下北沢の駅前劇場での初演から3年。日本各地を回り、北海道ツアーでの札幌道新ホールがラストの公演となった。
企画から参加して、気のおけないキャストと、気持ちいいスタッフに囲まれて、今回の北海道ツアーも思い出深い旅になりました。
千秋楽を終えて、ちょっと寂しい気分になってます〜
しかし、ザ・フルーツは終りません。
来年秋には、書き下ろし第2弾の公演を赤坂レッドシアターで予定しています。
オッサン達の青春劇「ザ・フルーツ」に是非起こし下さい。
さあ、今日からは落語家にもどって浅草演芸ホールで落語とオイランズです。
〓春風亭昇太〓
中標津神社チャシ!!
釣り♪
太る〜!
チャシ〜♪
日本にあるお城は様々な呼び方がされている。本州、四国、九州では城や砦。
ちなみに、この城と砦だが、一般的には小規模な城郭を砦と呼ぶイメージだが、ごく小さな城郭も城と呼ぶ場合も非常に多く、速い話が、城と砦には明確な使い分けが無いって事。
本州も東北地方に行くと「○○舘(たて、だて)」なんて呼ばれる城が増える。
沖縄にいけば「グスク」そして、北海道でアイヌの人達が築いたのが「チャシ」だ。
激烈な戦闘を経験した戦国時代などを経て、築城技術は向上して、防御力がアップしていくのだが、チャシを見ると築城技術が本州と比べて、けして高いとは言えない。
チャシは、戦闘のための場所だけでなく、祭祀の場所でもあったようだが、チャシが、城郭としての発達があまり見られないのは、アイヌの人達の戦争が、少なかったり、和人の戦争に比べて小規模だったためだろう。
お城はその地域の戦いを写す鏡でもある。
北海道のチシャの中では、ユクエピラチャシという有名なチャシが有るのだが、まだ行ったことがない。
いつか訪れたい城の1つだ♪
〓春風亭昇太〓
館山チャシ〜♪
音楽劇「ザ・フルーツ」の北海道公演初日は、伊達紋別。
宿泊したホテルの近くに、館山公園があった!
ここ、館山公園には館山チャシ(城)がある♪
朝食すませて、散歩がてら徒歩で10分ほどで、小高い山が見えてくる。ここが館山公園だ。
奥へと進むと、空堀が現れる。これが見事な二重堀♪
美しいカーブを描いて、そのまま谷へ竪堀となって落ちていく。
残念ながら公園化に伴い、堀の一部が破壊されて通路になっているが、今まで見たチャシのなかでは感動ものの遺構だった。
予算があったら、この部分を元の形に復元したら、もっと素晴らしいアイヌの人達の歴史的な遺構になると思うけど難しいかな。
本来人の進入を拒んでいる城と、人の出入りを頻繁にさせないといけない公園は相容れない性質のものなので、城の公園化はホント難しいなぁ…
まあ、それはともかく良い城めぐりになりました♪
〓春風亭昇太〓
ザ・フルーツ北海道ツアー♪
福山城・伏見櫓♪
笑点の収録があった福山市には、新幹線で行きました。
新幹線が福山駅に到着すると右手に、石垣と天守閣が目に飛び込んでくる。
新幹線の福山駅が、福山城の二ノ丸と三ノ丸の間の内堀の上に作られているので、駅は完全に城内です。
「福山城」は水野勝成が築いた近世城郭で、よほど気に入られていたのか、幕府からのバックアップが凄くて、伏見城(徳川家が築いた方の伏見城ね…)から多くの建物が移築されていている。
その1つが、福山空襲でも焼失しなかった「伏見櫓」です(写メのコレ)
同じく戦災をまぬがれた「筋鉄御門」と共に大変に貴重な重要文化財!
福山駅を通る時は、天守閣よりも伏見櫓を、忘れずに見てね〜♪
〓春風亭昇太〓