ザブトン海峡・航海記

投稿者: syota

あさイチに出たよ

2022年5月11日

昨日NHKの「あさイチ」に出ましたよう。
なんとゲスト枠ではなく料理のコーナー「みんな!ゴハンだよ」の料理を紹介する人で出ました。
少し前の「きょうの料理」飲みに時も驚いたけど、今回もビックリ〜

 カブ定食ってことで作ったのは3品「カブの塩コンブあえ」「豚肉と野菜のスープ」「アサリ缶の炊き込みご飯」でした。
 生放送だから緊張したよ〜♬ あさイチ、春風亭昇太で検索してみて下さい。簡単だから作ってみてね。
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春風亭昇太

真打昇進披露

2022年5月4日

 新宿末広亭では春風亭柳雀さんと弟子の春風亭昇也の真打昇進披露がはじまっています。
 僕も連日出演していますよ。落語ユニット「成金」の最後の真打ということで成金メンバーも出演してくれていて、賑やかな興行になっていますよ。
10日まで末広亭。11日〜20日まで浅草演芸ホールです。その後の予定も随時報告しますね。  お暇でしたら是非どうぞ。
おどける新真打です♬ {CAPTION}

春風亭昇太

SWA富良野公演

2022年4月30日

 SWAのメンバーで北海道の富良野に来ています。
 新作落語の会と、SWAクリエイティブツアー、そして古典落語の会の3公演。
 先程SWAクリエイティブツアーの先日東京シアタートップスでやった「秘密」を演って、終わったばかりです。
 皆んな年寄りなんで、この後の公演まで寝っ転がってます♬
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春風亭昇太

SWAとは?

2022年4月15日

 おかげさまで昨夜、無事にSWA公演が終わりました。
 SWAは2003年にはユルユル産まれ、2011年まで活動した頃には皆んなクタクタになったので一旦活動を休止して2019年から再始動しました。  ちなみにWikipediaとかをみると2011年解散ってありますが、解散した事は一度もありません♬
 でも長いこと休んでいたのでSWAって何だ?って方や、誤解されている方もいるようなので、簡単におさらいしておきたいと思います。

 基本、創作落語を創るっていうのがSWAの目的なんですが。その創り方は。
まず「テーマ」を決めます。
 そのテーマにしたがってそれぞれが「原案」やザックリと落語を書いてみて、それに対して皆で集まって、あーだ、こーだアイディアを出し合ってネタを創ります。
 これが基本の落語会で、今回のシアタートップスでの公演「秘密」も「ネタ下ろし」の創作落語会でした。

 で、こんなふうにして創った落語が何本か出来ると、それぞれは別々のテーマで創っているんですが、そのネタをリンクさせ一つの繋がりを持たせて「全体で一本」のネタ。って落語会にするという「ブレンドストーリー」って呼んでいる会にしたりもします。  再始動のよみうりホールでやった「心をこめて」が、それ。
 まぁこのブレンドストーリーが他には落語会には無いSWA独特の落語会ってことになるのかなあ。
 それ以外にも、古典落語の続きを創る「古典アフター」本人ではなく別のキャラクターなって演じる「別キャラ亭」過去作品を手直しした「SWAリニューアル」創った落語を別のメンバーが演じてみる「SWAシャッフル」等々いろいろな試みをしております。
 どのように観ていただいても構わないのですが、基本4人で創っているので、この人が良かったとか、誰々が1番だったとかでなく、SWA公演全体で楽しんでいただければ嬉しいです
 さあ、今回も新しい落語が4本生まれました。落語を書くのは大変ですが、これからも創ります。どうぞ応援して下さい♬ {CAPTION}

 
春風亭昇太

SWAやってます

2022年4月13日

ただいま新宿のシアタートップスでSWA(創作話芸アソシエーション)の公演中です。
 東京小演劇界の聖地シアタートップスは客席が近くて落語も演りやすいです。
 チケットが取れないという声もいただいているのですが、今東京の劇場は2年間のコロナでの公演の延期の劇団のスケジュールがギューギューに詰まっている状態で、なかなか借りられません。  年末くらいに大きな会場での公演も考えてますのでご勘弁下さい。
 オープニングので映像も新しくなりましたので、またお時間が合いましたらご来場ください。
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春風亭昇太

DCUは今夜です♪

2022年3月20日

 一昨日の夜、TBS日曜劇場「DCU」クランクアップしました。金曜日の夜中までかけての撮影でした。
 僕はまぁ楽な方の現場だったんですが、阿部寛さん達DCUの隊員さん達はボンベ背中に海に入ったり、外の撮影が多かったので大変だったと思います。
 そしてスタッフさん達はもっと大変で、この人達は寝てるのかな?と心配になったほど…
 今夜9時からの放送です。結構頑張りましたので是非見てください
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春風亭昇太

新真打ご挨拶

2022年3月18日

 先日、落語芸術協会から新真打頑張って誕生するので国立演芸場、池袋演芸場、新宿末広亭、浅草演芸ホールの順に挨拶周りと記者会見をしましたよ。
 新しい真打は瀧川鯉昇兄さんのお弟子さんの春風亭柳雀さん、僕のトコの春風亭昇也の二名。
   昇也は弟子。柳雀さんは東海大学落語研究部の後輩。
 2人とも有望株なので楽しい披露目になると思いますよ〜
 5月1日から寄席の披露目が始まるので是非お越し下さい♪
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春風亭昇太

カンパチロウとの写真

2022年3月15日

正解はコレか。 自撮りしたのは反転しないといけないんだよなあ〜
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春風亭昇太

鹿屋市でカンパチロウに会う♬

2022年3月14日

 鹿屋市文化会館で楽屋を出たら、普段見かけない人?と出会った。
 楽屋前の廊下を鹿屋市の人達と泳いで?いたのだ。  紹介されたら鹿屋市PR特命係長の「カンパチロウ」さんという半魚人さんで、鹿屋市古江町の沖に住んでいるそうだ。
 言葉は喋れないようだが、魚臭くも無くピチピチとイキが良くって爽やかな成魚でしたよ。
 その後、鹿屋市の方にカンパチの箱寿司と、カンパチーノというお魚を食べる時に飲むと最高!という焼酎を頂戴しまして、帰京してから一緒にいただきましたが、カンパチーノはキリッとしていて飲みやすく、箱寿司も美味しかったです〜♬
 東京に帰った今はカンパチロウが悪い釣り人に釣り上げられないように祈るばかりです。  頑張れ。カンパチロウ!ルアーには気をつけろ!
 ツーショットだよ♪
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  春風亭昇太

鹿屋城〜♪

2022年3月13日

 学生頃からお世話になっている桂竹丸兄さんが落語家生活40周年ということで、お祝いの会のゲストで鹿屋市に行ってきました。
 会場の鹿屋市文化会館のお隣は鹿屋城跡です。当然、急遽城攻め!
 鹿屋城は解説板によると周囲2キロメートルという広大な城で文化会館も外郭に建っています。  昔に城山公園として整備されたために史跡としてはかなり改変されてしまっていましたが、土塁のあとやシラス(火山灰で出来た地質…学校で習ったでしょ)に造ったお城独特の垂直に削った箇所など、南九州型と呼ばれるこの地域の城造りの特徴が見られました。
 昔はどの自治体でも中世の城跡はあまり大事にされなかったので、公園化する時に改変してしまう場合が多く、かなりの規模のこの地域の中核的なお城だったので今考えれば勿体ない話しですが、残った遺構を大切にして欲しいですね。
 鹿屋城から戻ってから、竹丸兄さんの40周年の会。  さすが地元での記念の会!竹丸兄さんバンバン、ウケてましたよう〜♬
 写真はシラスで出来た、見事な垂直の城壁!
 絶対に登れません!凄いぞ!
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春風亭昇太

DCUの撮影

2022年3月13日

DCUの撮影も大詰めに差し掛かってきてまして、連日撮影が続いています。
僕の出番はそんなに多いわけじゃないのでいいんだけど、阿部寛くんやDCUメンバーは大変で、夜遅くまでの撮影はハードです。
でもそれ以上に大変なのがスタッフさんです。この人達って寝てるのかな⁈ なんて思うほど…
もう少しなんで頑張りますよ〜
撮影の合間に、高橋光臣くん土佐兄弟の有輝くん、趣里ちゃんにワシです。
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大変な中でも皆んなで楽しく撮影してますよ〜
春風亭昇太

昭和再生ファクトリー♬

2022年3月4日

  きょうはBS12で放送の「昭和再生ファクトリー」の収録でした。
 壊れて動かなくなってしまった物を再生していくプロセスや再生したい物が持っている想いを紹介していく番組。
 再生された思い出の品が戻ってきた時の依頼者の皆さんの笑顔がとても印象的でした。
 一緒に司会をしたのは「坂田マリン」ちゃん。  彼女も昭和好きで当日の衣装も彼女のおばあさんが着ていた昭和な洋服でした。
 昭和っぽく言うと凄い「かわい子ちゃん」で一緒に仕事していても楽しかったですよ〜
 放送は3月23日(水)21時〜22時です。
是非ごらん下さい
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春風亭昇太

水戸の独演会で写真見てきた!

2022年2月24日

 先日、水戸芸術館の独演会に行ってきました。    もう何年も続けている独演会で、毎回水戸のお客さんに陽気に笑ってもらっていて、いつも楽しみにしている独演会の一つだ。
 今回は少し時間があったので水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催中の写真家わ「浅田政志」さんの写真展「だれかのベストアルバム」を見させていただきました。
 家族との記念撮影も、病院やラーメン屋さんと家族全員で扮装して撮るという、いわば家族全員コスプレの写真が微笑ましく、面白いのだが、撮り続けていく時系列の中で、歳を重ねていくお父さん、増えていく家族…  見ていくと、自分の子供の頃の思い出や家族、DNAのバトンタッチ…等、色々な事が頭に浮かんできてくる。
 独演会の前にとても良い時間になりました。 
中には写真を撮るコーナーもあります
 また水戸に行きたい。でも水戸って近いから日帰りなんだよなあ〜。
泊まって一杯やりたいなあ〜♬
浅田さんの写真展は5月8日までやってますよ〜
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春風亭昇太

旅のお仕事♫

2022年2月20日

 時々お伝えしてますが、僕たち落語家は地方公演のことを「旅の仕事」と言っています。
 寄席に大きなバッグを持って入ると「旅に行ってたの?」なんて聞かれるって具合…
 でもこれが口ぐせになっているので、時々落語家以外の人に「最近何をしてました」なんて聞かれて、ついつい「旅に行ってました…」なんて答えると「良いですね〜。どこに行ったんですか」 「鹿児島と、福井と、群馬です」なんて答えるもんだから、どんな旅のスケジュールなんだと会話がチグハグになる。
 で、今日は岩手県の一ノ関市に「旅」のお仕事でした。桃月庵白酒さん、立川談笑さんと僕。
 最近気がつくと僕が1番の年上な事が増えたなぁ〜
 ホールの近くには「一ノ関城」があったんだけど、雪が残っていたので断念‼︎残念!
 帰りに一ノ関駅にピカチューがいたので談笑さんとパチリ。
ピカチューと戯れるオッサンです♬
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春風亭昇太

昔のお仕事

2022年2月10日

 先日夜中に日本映画専門チャンネルを見ていたら自分の声が…
 日本映画映画専門チャンネルでは、地方局で制作した傑作ドキュメンタリー番組を放送していて、テレビ静岡が何年にもわたって制作していたドキュメンタリー番組を一本の映画としてまとめた「イーちゃんの白い杖」だった。
 ナレーションを頼まれて何年か前に声を入れさせてもらったものだが今聞くと、ここをこうすれば良かったとか、あーすれば良かったなど反省ばかり。
 全盲の女の子と障害を持った弟、そしてその周りで支える家族の話…
 ここに、どちらかといえばオチャラけた感じかするであろう僕が声を入れる時に、春風亭昇太があまり前に出ない方がいいと思ったので、なるべく感情を入れないように読んだつもりだったんだけど、昔やった仕事ってホント反省ばかりだなあ〜
 映画はとても良いので、時間があったらぜひどうぞ。
 弟に声をかけ続ける姉と、それに答える弟の声が、微笑ましくも切ないです。
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春風亭昇太

ということで…10日間

2022年1月31日

 ということで僕の療養生活が終わった。
 幸い軽症のままだったのでよかったのだがだが、明日どのような症状になるのか見当もうつかず、また仕事を休まなければならないという申し訳なさでの毎日で、身体よりも精神的に辛い時間でした。
 中には喉の痛みで水を飲むのも辛い、薬を飲むのも辛いという症状が出ている人もいます。  もっと重症の方もいます。僕のブログを読んで「オミクロンは風邪みたいなものだ…」なんて思わず、じゅうぶんに注意してください。
 まだ毎日増え続けています。皆さんどうか手洗い、うがい、を今までより増してお続け下さい。
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癒されていた愛犬「小まめ」は枕使って寝ます〜♬
春風亭昇太

療養日記 最終章9日.10日

2022年1月31日

9日目
10:00起床 体温36・2
「裸のガンを持つ男Part2と2分の1」 んー。いいなあレスリー,ニールセン。 おバカで!
 いよいよあと2日。書いてはないけど他にも読んだり目を通した本や部屋の片付けをする。ほとんどお城の本でした。
 午後になって六角精児くんに頼まれていた歌詞を考えた。
 これも静養初日からやっていた事で、僕が歌詞を書いて、六角精児くんが作曲して曲を作るって事を最近していたんだけど、今回の静養で時間が出来て歌詞を考えるいい時間になった。  歌詞は言葉のパズルみたいで面白い。
 夜2週間ぶりくらいでお酒を飲んでみた。2週間飲まないなんて何年いや何十年ぶりだろう。身体に染み込んでいくビールが旨い!
10日目
11:00起床  体温36・3  昨日飲んだお酒のせいか、よく寝た!
国本武春「三味線パラダイス」 2015年に亡くなった国本武春さんのDVD。三味線に教則編にライブ編。
 よく共演させてもらった大好きな武春さんの動く姿を久しぶりに見た。才能溢れる素晴らしい人だった。今健在ならば色々な事や事を発信してくれただろう浪曲界の宝物だった。
 いつか追悼のライブもやりたいと思っている。コロナが本当に邪魔だな。
 保健所は大忙しのようで連絡は来ないので、PCR検査をした病院の先生が間に入ってくれて、毎日体温や症状を聞いてくれていた。  保健所とも連絡を取ってくれて明日から仕事に復帰しても問題無いとの事だ。
 振り返ればあっという間の10日間だった。感染もどこでしたのか分からない、多分ウイルスはあちこちに存在していて、年末年始の仕事の疲れで免疫力が落ちていた僕が感染したのだろう。  歳を取ったのだ。今回の事は若い頃と同じような生活をしていてはダメだと実感させられた10日間だった。
 毎日飲んでいたお酒も控えよう。睡眠をたくさん取ろう。  元気で落語が出来るようにします。いろいろな仕事場にも迷惑をかけました。プロ意識が欠如していた事だと反省しています。
 さあ明日から通常生活。まずはお酒飲もうか!
 なんだそれ!   {CAPTION}

春風亭昇太

療養日記 7日目と8日目

2022年1月29日

7日目 10時起床 体温36:3わ
増田龍治監督「ポピーザパフォーマー」
昔キッズステーションで放送していたCGアニメ。  子供には過激な内容で、今なら企画の段階でボツだろうか?とにかく奇想天外で破茶滅茶。主人公の「ポピー」と仲間?の「ケダモノ」が織り成す不思議で不条理な世界が展開する。  CGアニメでなければ描けない世界…このCGでなければ、とか落語でなければ…ということが大事!だから好きなのだ。凄く面白かった!また見ようっと!
戸川幸夫「高安犬物語」  戸川幸夫さんは動物関係の小説を好んで書いた動物作家で、その取材や研究の中で「イリオモテヤマネコ」を発見に寄与した人でもある。高安犬物語もずいぶん昔に書かれた本で、資料を見たら昭和29年とある。  僕がこの小説をを読んだのも確か小学生高学年の頃だ。本なんか全然読まない子供だったが何故かこの本は読んでいて、感想文でも褒められた思い出がある。 数年前に文庫本で出ていたのを買った時以来久しぶりに読んでみた。短編小説なんであっという間に完読。  子供の頃を思い出しました。
8日目
朝10:30起床 体温36・4
あまりテレビは見なかったんだけど、たまたまワイドショーを見たら、テレビで活躍しているタレントさんたちが続々とコロナ感染しているようだ。皆さん大変だなあ〜
ギルバートブレイクを観る。これもずいぶん前の映画だ。ジョニーデップ、レオナルドデュカプリオ。凄い共演ですね〜。 良い映画でした。アメリカの小さな街の閉塞感の中での兄弟の結びつき。  デュカプリオが良い仕事してます。観てよかった!
山松ゆうきち「山松very best Early years」
大好きな漫画家、山松ゆうきちさんの作品集。 山松さんの漫画にはダメな人ばかり出てきてダメな結果に終わる。ペーソスって言葉のでは説明しきれない弱強い登場人物がそこに居る。 読み終わっあとに、ほのかな希望を僕は感じる…うまく説明出来ないが僕は好きだ。
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春風亭昇太

療養日記の5日目6日目

2022年1月29日

5日目 朝9時起床 だいぶ身体も楽になった。体温は36・4
気持ちもだんだん落ち着いてきた。
この病気は仕事を休まなければいけない事や、周りの人の事を考えて気持ちが落ち込む嫌な病だ。
映画飽きたので「みちのくプロレス ノスタルジック2008〜2012」 二つ目から真打なった頃、よく観に行っていたのが「ユニバーサルプロレス」その流れで「みちのくプロレス」をよく見ていた。 みちのくプロレスは山形まで遠征して観た思い出もある。懐かしいなぁ〜
あの頃って仕事も順調に増え出し、かと言って無茶苦茶忙しいわけでもなく好きな事が沢山出来た、振り返ると今までで1番楽しかったかなあ〜。
夜になりまた元気が出たので映画を観る
ウッディアレン監督 「カメレオンマン」 ウッディアレン作品の中で1番好きな映画だ。 主人公のゼリグは周りの人に好かれたい。同調したい。と思うあまり周りの人と同じような人物に変身してしまう。そのゼリグと、献身的に支える精神科医のフレッチャー博士との愛のドキュメンタリー風映画。
劇場で見た時は日本語吹替何ついていたが、それがすごく良かった。 今持っているDVDは字幕だけど、また吹替版出ないかなあ〜。
6日目 10:30起床 体温36・5  相変わらず体温は平熱。昨晩少し咳が出たが起きてからは異常なし。
 松本貴子監督「掘る女」 公開前だがDVDを送ってもらったので鑑賞〜♬
 縄文時代の発掘調査をする学芸員さんや、学生さん。発掘アルバイトの女性たちのドキュメンタリー映画。
 炎天下で地面を、汗だく泥まみれになって掘っていく女性達。多分興味のない人から見たら、なんて事ない遺物を掘ったり、ハケで履いたりしながら一喜一憂する人達。大変そうなんだけど幸せそうだ…
好きな事をするとはこういう事だ。
 僕も高校生の頃、静岡の焼津にある城跡の発掘のお手伝いに行った事がある。僕は土を運んでいるだけだったが、斜面の土を削ると直径20センチ程の柱の跡が出てきて、それを覗くだけでも楽しかったなぁ〜。
 ちなみに松本貴子監督は僕が大学生の頃からの知り合いで、僕が落語研究部。彼女は映画研究部でよく飲んだりしていた仲だ。  以前僕も製作に協力して、28年度文化庁映画賞等いろいろな賞を受賞した「氷の花火」の監督でもある。
早めに寝る。
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春風亭昇太

療養日記 3日目4日目

2022年1月28日

3日目 7時頃起床 体温36.6
昨夜は喉の痛みと痰がなかなか切れず苦しかった。 軽症とはいえコロナに感染していることを実感した。
相変わらず、色々な方から心配のメールをいただいた。皆んな優しいなあ〜
小遊三師匠、小林幸子さん、小朝師匠からメール。鶴瓶師匠から電話をいただき、ありがたいやら、申し訳ないやら。先輩も優しい人ばかり。
医療機関から連絡があり体温や状態などを伝える。こちらもありがたい!
相変わらず喉が痛い!そんな時に家に電話があって出たら 「こんにちは〜。お宅に使わなくなったバイクや電化製品ありませんか」 ありません。と答えると、次々と「本や、テレビはありませんか〜」無いと言うと「古い家具や、聞かなくなったレコードありませんか〜〜」 春風亭昇太のレコード道楽やってる人間になんて事言うんだ!と思いつつ電話を切る。  腹立つ!身体に余裕がないと心にも余裕がなくなるんだなあ〜。
そういえば師匠の春風亭柳昇が言っていた 「お酒飲んで、楽しくない人は病院に行ったほうがいいねぇ〜」
 楽しい思いをする為にあるようなお酒を飲んで楽しく無かったら、どこかおかしい…確かにそうだ。
映画はタランティーノ監督 レザボア.ドッグス
またタランティーノ監督。いかにもタランティーノ作品だ。 昔はこの映画の暴力シーンなんてことなかったのに、今回はダメだったハートが弱くなってるのかな?♫
フレッド.M ウィルコックス監督 「禁断の惑星」 懐かしのSF映画に登場するロボット「ロビー」の形状が素晴らしい。  欲しくなってメルカリをのぞいたら、やっぱりロビー君は高いなぁ〜みんな好きなのね♫

4日目 10:30起床 何日かぶりにちゃんと寝た気がする。 体温36・6度 
 勉強部屋は敷いた布団の回りが荷物だらけで鬱陶しいので片付ける事にする。 送っていただいた本が多い。ほとんど歴史の本だ。  使ってなかったカラーボックスに本や資料を入れ、雑誌を捨てて少しは部屋らしくなりました。
 禁断の惑星のことを書いて、間違えてないかなと調べてたら飛行船艦長の名前が「レスリー.ニールセン」とある!え!レスリーニールセン!  思わず、もう一度映画を見直すと「あ!レスリーニールセンの若い頃だ!」映画詳しい人は、今更と思うかも知れないけれど、僕は今回初めて気が付きました。  「裸のガンを持つ男」のレスリーニールセンが出ていたのか。  に何ひとつ悪びれることなく無表情でトラブルを起こしながらも事件を解決?するあのキャラが大好きで新シリーズが出る度に必ず劇場に見に行ったなあ〜  って言うかビデオとかCDの時代じゃなかったから映画は劇場で観るしかなかったんだよね。良い時代でした。
志の輔さんから電話をもらう。昨日の「バイクや電化製品…」の後だったら出なかったなぁ〜。タイミングgood♬
でその後、 細田守監督「バケモノの子」
録画してあったけど、アニメは普段あまり見ないし、どうかなあ〜なんて思ったけど、簡単に引き込まれて、あっという間に見てしまった。  「純」って良いなあ。
テレビも見てるんだけど、なんだか最近は可愛い動物が出て来る番組が多い。 日本人全体が癒されたいんだな〜
レスリーニールセンにも癒されます。
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春風亭昇太