滝の城〜♬
狭山市で落語会があったので、久しぶりにお城を見に行こうと思い、選んだのは前々から行こう行こうと思いながら訪れる機会がなかった埼玉県所沢市にある「滝の城」だ。 「滝の城」は柳瀬川の河段丘の崖の上に作られていて、南西側を崖、その反対側には何重にも空堀を巡らし、堀、土塁、馬出などの遺構がが良好に残っている。 堀からは「畝堀」の跡も出ているそうで、北条氏の手が入った、いかにも関東風の技巧的な中世城郭である。
主郭部は城山神社となっていて、この社の裏側に発掘調査によって門の跡が出たそうだ。 門はその形状からその場所の格式が分かるものなのだが、ここからは「四脚門」が出ていて、とても格式の高い場所であったことが判る。 この門で、この地を治めていた「北条氏照」を迎えていたかと思うとワクワクするなぁ〜
短い時間でしたが、久しぶりの城攻めで楽しかったです♬
主郭下の空堀!美しい〜♬
埼玉には良いお城が多いのでまた行きたいなぁ〜
春風亭昇太
池袋演芸場です
熱海五郎一座千秋楽♬
熱海五郎一座が、昨日千秋楽を迎えました。 稽古から考えれば2ヶ月間。稽古の合間には寄席に行って、弟子の真打披露目をやって大変でしたが、毎年のことながら楽しい時間でした♪ 今回は緊急事態宣言の中で入場規制がかかり日によっては、毎年約5万人のお客さまに来ていただいている熱海五郎一座の客席〜⁈って思うくらい少ない日もありましたが、それでもお客さまからはいつもと変わらぬ拍手と笑いを頂いて、有り難かったです。
そして千秋楽は緊急事態宣言が出る前にチケットを買って頂いたお客さまで満席札止。 圧を感じるくらいの笑いと拍手でラストを盛り上げていただきましたよ。 ありがとうございました!
今回はジャスバンドのメンバーの役で毎日トロンボーンを吹いていたので、少しは上手くなったかな〜?
写真は、劇中のバンド「ツインズ」のメンバーです〜
カワイイから横山由依ちゃんを中心にしてみました♬
春風亭昇太
ポツンと一軒家〜♬
お弁当〜
羽織の裏
きょうも熱海五郎一座の後、新宿末広亭の真打昇進披露に行ってきました。 高座に、口上。いつものことですが毎日演っていた落語をしばらくぶりに演るのは大変です。 でも新真打も頑張っているので、きょうも全力で演りましたよ〜
終わって楽屋の2階に上がったら春風亭柳太郎さんが「ありがとうございました」って言ってコレを見せてくれた。 以前羽織の裏にするので書いてください。と頼まれたものです。 「楽に生きるのも 楽じゃない」は以前書いたエッセイのタイトルにもなっていて、時々色紙にも書いてます。
羽織の裏ってこんな事も出来るんですね。柳太郎さんは師匠の柳昇にも書いてもらったそうだ。 なんだか羨ましい〜
コレボクが人間国宝にでもなって死んだら値打が出る羽織だけど、多分大丈夫だなぁ〜♬
柳太郎さんと羽織の裏です!
春風亭昇太
弟子の真打昇進
疫病退散!
空 ♬
クラウドファンディング
先日、柳亭市馬落語協会会長、春風亭一之助さん。落語芸術協会からは、参事の三遊亭小遊三師匠にボクという4人で記者会見をやった事はご存知の方も多いでしょう。 内容はクラウドファンディング。 今、寄席は長い入場規制や休止で大変な状態になっていて、実際に「寄席を閉める」という具体的な話も聞かれている。 都内に5軒ある民間の寄席は危機的状況で、落語という日本独特の古典芸能の発信場所としても、特異な場所で江戸から続く文化の一つ。 なんとかしたい。という事で落語協会さんと一緒にクラウドファンディングを立ち上げたら、異例の速さで第一目標の5000万円に達し、改めて多くのお客様に支えられている事を実感しました。 本当にありがとうございます。 現在第二目標の8000万円に向かって支援をお願いしています。 ご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、こちらからお願いします。
「https://readyfor.jp/projects/yose」
楽屋見舞いで数年前に鉢でいただいた紫陽花。
庭に植え替えて今年もキレイに咲きました♬
春風亭昇太
夜のお散歩。
寄席再開
切山城〜♪
「加越国境城跡群及び道調査指導委員会顧問」の僕がまず行ったのが「切山城」 前田勢が守る「松根城」に向き合うように造られていて、双方もともに小原越のルート上に位置している。 加賀から越中に小原越を使って向かう者は全員切山城の横を通らなくてはならない。 つまり切山城の横を通る小原越を使って越中側に攻め込もうとする者は、ず〜〜〜〜っと切山城から攻撃される!って訳。しかも切山城を落とすために侵入したい虎口(入口)は越中国側にあるから、ず〜〜〜〜っと攻撃されてからじゃないと虎口にたどり着けないようになっています。 今回の見学で加越国境城跡群及び道調査指導委員会顧問のボクは現在指定されている城域よりも数百メートル程城は大きかったんではないかという見解を持ちましたが、このあたりは、後日出版される本にレポートが載る事になっているので。…後日♪ 切山城は国指定史跡になって整備が進んで素晴らしく見やすい城跡になっている。凄いぞ金沢市! 金沢城という、全国屈指の観光地にもなるような近世城郭を持っていますが、その一方で切山城のような中世城郭もしっかり整備してもらって有難いです♬ こんなにキレイな切岸(人工的に削り出した斜面)も堪能出来る切山城も
2014年に行った頃の切山城は、雑木林と雑草の海でこんなんでした〜♪ 森の中のコソ泥みたいです。 …でも楽しかったよ!僕がお城めぐりを始めた中学生の頃、中世城郭はだいたいこんなもんでした!
お城の整備で木や草を刈るって素晴らしいね〜♬ 金沢市さんありがと〜う‼︎
春風亭昇太
顧問!
お城巡りを繰り返し、お城の本を書いたり、お城のイベントに出たりしていると、いろいろ頼まれる事が多い。 元より好きでやっている事なので喜んで引き受けさせてもらっていて、石川県金沢市に「加越国境城跡群及び道」という加賀国(石川県)と越中国(富山県)の国境沿いに敵対していた前田氏と佐々氏の城が、小原越と言われる道に向き合うように城を沢山築いていて、これが歴史的に大変に貴重だという事で、国の指定史跡になっています。 で、そこの調査指導委員会の顧問を頼まれて、顧問になっています。 最初から言うと 「加越国境城跡群及び道調査指導委員会顧問」という膨大な画数の立派な名称だ
少し前に金沢で小痴楽さんの会のゲストで呼ばれたので、前日から金沢入りしてお城を見てきましたよ。 その話は後日って事で、その夜はこんなの食べました♬ どう?美味しそうでしょ!美味しかったですよ〜〜!さすが金沢♪
少し前の事ですが、東京に暮らしていると今や夢のようです。 ああ早く、何の気兼ねも無く店に入りたいものですね。 今は国や自治体の政策とかは別にして、自分の事は自分で守るようにしようと思って、稽古帰りは真っ直ぐ帰宅。 これから、おつまみ作って、パッと呑んで寝よう。 健康第一! ですね〜! 皆さんもお元気で♬
春風亭昇太
お稽古です
筑前・花尾城〜
先日、北九州市で独演会があった。 独演会終了後すぐに帰り支度をしないと、羽田空港への便に間に合わないタイトなスケジュールだったのだが、コロナ禍で飛行機も減便となっていて、予定の便も欠航となり時間の余裕が出来た。 主催者さんが気を利かせてくれて「師匠。近くにお城あるので見てから帰りますか?」なんていってくれた。 コロナ禍の中でも、たまには良いこともあるものだ。 近所にあるのは「黒崎城」だという。黒崎城はあの黒田官兵衛の息子、黒田長政の築いたお城だが江戸時代になって開発で石垣などが利用されてあまり遺構の残りが宜しくないので「すみませんが花尾城に連れて行って下さい」とお願いして行ってきました〜 「花尾城」は鎌倉時代に宇都宮重業によって築城されて、その子孫である「麻生氏」の城となるが、大内氏や陶氏などの有力な勢力に影響されて、城主は交代したり、攻められたり大変な歴史がある。
で、弟子の昇羊と一緒に見てきましたが急峻な山城で花尾山城公園として整備されていましたが、坂道を行くのは一苦労。かなりの規模で、各曲輪も大きく畝状竪堀等見応え十分な城でした。 途中「古井戸」と呼ばれるUの字形の石塁があったんですが、これが何の遺構なのかよく分からなかったです。名称通りの井戸だとしたら。降った雨水などを井戸に効果的に集める為の施設?よく分からない?
「ニの郭」も不思議。他と比べると、ここだけが小さな曲輪で自然石に囲まれれていて、特別な空間に見えましたよ。
さらに進んで巨大な堀切にキャーキャー言っていたのですが、登りの時とは別ルートの登山道を下ったら、そのルートは閉鎖されていて道に迷い、もう一度元のルートを引き返す。というお疲れさんコースになってしまいました。
帰りの飛行機の時間もあるので、帰りは小走りで山道を戻ってヘトヘト! 体力落ちたなあ〜を実感した、花尾城見学になりました〜!
でも凄い堀切でしょう〜♬ 春風亭昇太
エスパルス犬💕
ひぇ〜!危機一髪!
千徳城の事を書きましたが、宮古市の史跡見学を終えて楽屋に戻ってから、こんな事がありました。 楽屋でお城の興奮に浸りながらボンヤリしていると… 何やらお尻と腰の間辺りに…サワサワっと変な感触が走る… その瞬間「あちゃ〜」と思わず声が出る。あいつかも?何とも言えないイヤな予感… そっとデニムを下ろし、パンツをズラして、サワサワっとしたあたりを見ると……嫌な予感的中〜!いた〜! 「マダニ 」だあ〜 マダニは取り付いた生き物の血を吸うんですが、そっと吸えばいいものを、媒介する菌によって死亡例もある…吸血中無理に取ろうとすると口器が身体に残ったりする厄介なヤツだ〜。 幸い吸血の場所を探している最中だったらしく、刺して無かったので指でピン!してもらって事なきを得た〜 これ、装備の問題である。突然行く事になったので軽装だったからだ。やはりいつものツナギに地下足袋でないととなあ〜
こんな格好で行かないとなあ〜
春風亭昇太
千徳城へ!
岩手県宮古市で「みやこ復興落語会」に呼んでいただいて行ってきました。 宮古市でどこか見たい所ありますか?って聞かれて、迷わず「千徳城」って言ったら「千徳城ですか?」驚かれた。 公演前に時間があったので、急遽案内していただきましたよ。 千徳城」はこの地方の「閉伊氏」の城でその後「南部氏」の城となって「千徳氏」が入っているので、現在の遺構はその南部氏時代のものだ。 南側の八幡神社から城に入ると、この八幡神社がある所が物見台や櫓台と思われる地形でボルテージが上がる! さらに進むと尾根筋に堀切が何本も切ってあって、興奮! そして主郭に到達。かなりの広さだ!その先にも堀切を挟んで曲輪が広がっている!いずれの曲輪も広くて千徳城の「閉伊氏」「千徳氏」がそれなりの勢力であった事が推測される。 藪の中を右往左往したが楽しかった〜。 その勢いで「根城館」にも足を伸ばす。 ここも、面白い縄張でした〜♬ そして、江戸時代の商家でありながら、侍に取り立てられ、武家の格式の屋敷を構えて、南部のお殿様がこの地に来た場合は陣屋(お泊まりの場所)にもなった「盛合家」も見学させていただきました。 で、ようやく楽屋へ到着!楽しく落語もやらせていただきましたよ♬
堀切を挟んで向こうに曲輪が見えますよう〜♬ 春風亭昇太
キャスケット修理
普段から必ず帽子をかぶって外出している。 帽子をかぶらないと落ち着かないくらい、帽子に依存しています。 たくさん持っているが、やっぱり好きな帽子に偏りがちで、稼働率の高い帽子は何点かに決まってしまう。 で、好きなキャスケットがあって、この帽子は10数年被り続けてきたから流石にに傷んできてツバの先の布が破けて中身が出てきてしまった。 新しいキャスケットを探してはいるのだが、僕は身体が小さいのでツバの大きい帽子が似合わなくて、なかなか気に入ったキャスケットが見つからない。 …そこで。自分で直すことにした! 着物を縫ってもらう時に出る端切れを取ってあるので、キャスケットの布に合う布を見つけて、ツバの形に切って手芸で使う布用の接着剤を使ってツバを包んで貼ってみた! おおっ!以外と上手く出来ましたよ〜。
これでキャスケットも長生き出来ますよう〜♬
端切れ使って、こうなりました♬ いいぞ!俺!
春風亭昇太